詩「十二月の寒空の下」

十二月の寒空の下
思いを馳せる
皆は急ぎ足
僕はスローモーション
この身に寒さという季節の贈りものが染みる
愛する人の元に向かう人々
僕は家路に着く
刹那、青空を見上げた後には灰色の空
今は窓越しに橙色の空を見て
夜の帳が下りるのを待つ
澄んだ藍色の空が見たい
冬の孤独

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?