詩「夜の帳」

夜の帳をちらりと見てほくそ笑む
我が時間と笑う
そんなちっぽけな存在が地に居ることなど無用のように
気が付けば外はどっぷりと暮れている
空を見れば濁ったキャンバスにも星が光り
ありがたいことに月明かり
さてと窓辺に椅子
酒を嗜むか珈琲を入れるか
この細やかな選択を楽しむ
夜の帳

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