詩「雨の夜の誘い」

雨降る夜に
気が付けばグラス片手に窓辺に着き
カランと氷の音、琥珀色に目をやり微笑
ひと口と口に含む
喉を通る頃には視線は窓の外
夜の闇に目を細め
雨の音に耳を澄ます
雨音以外の音はなし
独自感覚で静寂とす
こんな心地の良い夜にはグラスが空く
あと一時、この誘いに乗ろうか

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