詩「夜を連れて行く」

静寂を連れた帳が下りる
私は微笑む
誰も気付かぬように
時の刻みは月
灯りは星々
流れる雲の影
深い空気
今宵は街に出ようか
否、静寂を連れ来た帳の気遣いに
知識の海へ本を広げ行こうか
思考の宇宙へその果てへ
誰かと繋がるかもしれない場所へ行くのもいい
私は夜を連れて行く

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