詩「天を仰ぎ見る」

俺はしかめっ面して
ニヒルなつもりの笑いを浮かべて
天を仰ぎ見る
これは昔からの癖だ
何かに付け、天を見る
辛いんだ
苦しんだ
悲しい…
全部、天を見る理由だ
時に嬉しく楽しい時も見る
同じ顔して天を仰ぎ見る
「人生なんてそんなもんだ」
俺は台詞を決める
後、俯くのが淋しい

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