詩「君と僕の好き」

僕は君が好きで
君も僕が好きで
ふたりはいつも一緒にいるんだ
ある夏の日に僕の家の庭で
「ひまわり」と君が言う
「ひまわり」と僕も思わず口にして
「ああ、母が好きで、毎年、植えるよ」と、咄嗟に付け足した
君がにっこり笑う
「好きよ」
「僕も好きだ」
「ひまわり」と君が言う

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