詩「僕の星」

考え込む
部屋の隅っこで膝を抱えて
視線は床から時々彷徨い宙を見る
部屋の灯りは点さず
人工の灯りは今の僕に頭から毛布を被せそうだ
だから窓の外から入る明るさのみ
その明るさが今の僕の心の明るさ
憂鬱
翼もない僕
心の中でも膝を抱える僕は時々上を見る

星を見付けたい僕
無の刻

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