詩「現実が踏み潰す無残」

現実が暴力を振るった
掲げる希望
掲げる夢
地に落ち
声も無く涙も無く灰と化すか
声を上げ拳を天に突き出し下ろす号泣
心が壊れるか
肢体が壊れるか
魂は何処へ
現実は虚構
虚構は現実
果てを見る裸眼
覗き見る深淵
孤高へと押し上げられる
鼓動の音のみ
現実が踏み潰す
無残

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