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詩「空っぽ」

空っぽて気付いたんだ
僕の心が空っぽなんだ
味を感じない
匂いを感じない
音が遠ざかる
なんとなくそれに気付いた
見るものはみな映画みたいだ
そこにあるのかな
誰かが呼ぶから返事をした
僕の名前だと思う
空っぽな僕
それでも僕は僕
きっとそうだ
でも僕が僕を忘れたら
本当の空っぽだ

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