詩「いくつもの夜」

いくつもの夜を越えて行くんだ
僕は目指す
果てしない向こう
いくつ夜を越えただろうか
それでもまだ届かないあの場所
幻なんかじゃない
僕は僕に言い聞かせるんだ
挫けそうだ
この夜
僕の顔は表情も色もなくす
刹那
言葉
挫折
脳裏を駆ける
「この夜も越えるから」
僕の唇は言う

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