詩「名月」

窓辺にて膝を抱える
顔を上げて空を見る
夜空
立ち上がり窓辺を離れ
珈琲に本を持ち戻る
またも膝を抱え、両足の前に本
口元が緩み目も輝いて
しかしながら月明かり
少し暗く本は読みづらい
本を閉じ、カップを片手に空を見た
満月
「そうか、今日は中秋の名月」
頭の中で物語を紡ぐこととした

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