詩「空気」

はあ~とため息を吐いた
視線は宙をうろつく
心は空っぽのようだ
ふと『空気』という言葉が浮かび
思考が散歩を始める
色が無い
形が無い
触れられないじゃないか
存在を知ることが出来ないじゃないか
考えが体の内で渋滞する
どうにも出来ないもどかしさ
心みたい
いや、そんなに重くない

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