詩「思い」

「逢いたかったよ」
僕は思わず呟いたんだ
紙の上に並んだ文字
僕が綴った言葉たち
僕の心の奥底にあったものを形にしてくれた
嬉しいよ
涙が出る
泣けてくるなんて馬鹿だね、可笑しいよね
けれども止まらないんだ、この雫がね
ポタポタと紙の上に落ちる雫
僕の涙の雫は青いインクを滲ませた

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