詩「僕の星」

自分の瞬きに意識が行き
心の中は月も星もない夜空
ため息さもつけずにいる
瞬きの間に夜空を見て思う
空には煌めく星
僕の心には闇
足下は泥沼で沈んで行く感覚
声も出ないのに唇が少し開く
美しい夜空
月は僕には眩しすぎて
小さな星を目に映した
僕の星
心の中で呟く
僕の中の闇
星一つ

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