見出し画像

「社会的利益という共通ゴール」に向かう活動が私たちの仕事を守ることになる

今回の日経COMEMOのテーマは、

「#どう守る私たちの仕事」

今まで以上に短い締切じゃん。。。と考えていてら、記者さんや書くことを本職でやってる方々というのは、どのくらいのスピードで書くものなのだろうか?という違うことに意識がかなり持っていかれて、こまで書くのに1日掛かかりましたが、今回もこの企画に乗って自分が考えていることを書きたいと思う。

実は、前回のCOMEMO企画は締切に間に合わず、ボツにした経験からも今回は出したい!なので、これを読んでいる方は私がなんとかした結果をお読みになっているというわけです。

私たちの仕事をどう守るか。
これからのセーフティネットのあり方は。
新型コロナの感染や、働き方の多様化により、
こうした問題への対応が急務になっています。


こうした課題は個人的によく考えている内容です。

仕事をどう守るのかという問いではないですが、
人がもっと希望をもった世界になるには?
と考えてちょこまかとやっています。社会がより健全で安心て着る状態になれば、自然と仕事も守られ、経済的にも心理的にもセーフティネットが張り巡らされることになると考えています。

この課題を語るための軸としては、個人と企業という軸が多いと思います。
そして第三の軸として、コロナウイルスの影響が出る前から浸透し始めていた個人と企業の間に存在している人を起点とした緩やかで確かなつながりが幾重にも重なりあった広大なネット空間に広がるコミュニティがあります。

私の意見は、当たり前すぎる話に帰結してしまうのですが、
個人とコミュニティと企業がお互いに補い合い、
助け合うことが本当に大切で、それぞれを結びつけるのは
「社会的利益という共通ゴール」だと思っています。

以下は、個人、コミュニティ、企業へ(個人的に)期待していることです。

<個人>
企業に属するしないに関わらず、
社会の一員として自らのもつ知識・経験をしっかりと社会的利益になるような活動をする

<コミュニティ>
個人の特性を理解し合い、人と人の繋がりを広げ、様々な人たちがなんらかの社会的な繋がりの中にいられるような
精神的心理的に安心していられる場を提供し、社会的利益になるような活動をする

<企業>
社会の公器としての機能を再認識し、社会的利益と企業利益を同時に達成できるような企業活動をする

画像1

ここに政府・行政といった第4の軸を敢えて入れていません。
私は行政に可能な限り頼らり切らずに仕事をして、社会的利益を増やしていきたいと考えているので、現段階では私個人としての活動が及ぶ範囲で「どう仕事を守るのか?」を考えることに焦点を当てました。

上記の3軸については、これまで自分のnoteにもいくつか書いています。
自分自身の整理のためにも、考えをまとめておきます。
ご興味があればお付き合いください。

<個人についての考え>

私は自分がこれまで体験・経験してきたことは誰かの役に立つと確信しています。これは多かれ少なかれ皆さんにも経験があると思うのですが、自分では大したことないと思っていたことをさらりと話したら凄く興味を持たれたことありませんか?
なので、個人は自分の経験や体験を可能な限り外に出しておくことがこれからの個人の役割だと思いますし、それが仕事において良い影響を与えることはご理解頂けると思いますし、コミュニティは色々な人をそもそも求めています。
なので、私たちは何を考えていて、どのような行動をしているのかを発信しておかないと、私たちを友人・知人以外が知る手段は非常に限定的です。

経験や体験に裏打ちされた知識を知恵に昇華させ、
色々な人にそれを伝えることも非常に重要な役割。そうした役割があなたにも割り振られていることを本当に知ってほしいなと思います。
もしあなたが話下手や筆不精だとしても、
これからの時代は自分の物語を語っていく必要があると思っています。


<コミュニティについての考え>

これはとても重要な場所であることはご位階頂けるのではないかなと思います。今はご縁があって、日経COMEMOと思いを同じくして集まった個性ある仲間と共に以下のような理念で活動しているコミュニティCOMEMO HUBにいます。

「書いて伝える人」がもっと増える
  ↓
様々な角度から事物を捉える知見が増える
  ↓
人々の間に新しい繋がりが出来て、社会全体が前進する

個人での考えとやはり共通するところがあるのはお分かりになると思いますが、社会全体を前に進めたいという思いがあメンバーにはあり、それぞれ仕事もバックグラウンドも考え方だってバラバラな仲間が寄り集まって活動をしています。
個人の活動ではできないチームならではの役割分担などプロジェクト型の活動は意思決定も行動もスピーディーに進むのでとても気持ちが良いですし、なにより普段の仕事では決して会えない人たちと一緒に考えて形にしていく作業はとてもやりがいがあります。

また他のコニュニティー(このコミュニティパートの3つ目の記事)から一緒に「共有知」を蓄積して、社会に良い活動ををしませんか?と公開提案をされたりと非常にエキサイティングな世の中に私たちはいると思っていますし、それが可能なので誰しもが何らかの役割が必ずあると考えています。


<企業についての考え>

社会の公器としての機能を再認識し、社会的利益と企業利益を同時に達成できるような企業活動をすることを個人的には期待しています。

個人的にはすでに終身雇用は終わっていると思っていますし、就職氷河期世代かつポスドク1万人計画世代でもあるので、社会全体の流れに翻弄された世代だからというのもあるかもしれませんが、自分でなんとかしなくてはないけないと私は思ってしまいます。

社会の公器という面では、自社だけでなく競合他社とととに課題を解決していこうとする話はとても良い兆候だと思っています。特に、研究開発型の企業である場合にはこうした提携の事例は多いと思います。

社員が自社の事業について倫理上の問題や善悪を判断する役割を果たそうとする傾向の高まりを映している。企業としての価値を人的・知的資本に大きく依拠する会社において、そして優秀な人材を引きつけられるようにする上でも、従業員は特に集団として大きなテコの力を生み出しうる存在だ。

勿論ビジネスという観点は非常に大切ではありますが、これまでの正いのか間違っているのかという点よりも善悪は大切なポイントだと思っています。

京セラ名誉会長・日本航空名誉顧問 稲盛和夫の言葉にこれからの企業の背骨に「動機善なりや、私心なかりしか」という考えがあるかどうかは重要になってくると思っています。


最後になりますが、これから世の中がどんな流れになって、日本全体を包み込むのかは正直なところ皆目見当も付きませんが、再び自己責任という私があまり好きではない言葉が言われないといいなと思っています。
自己責任って考えは必要だと思うのですが、すべてを個人に帰結してしまうような論調があまり好きではありません。
一方で、個人からすると福沢諭吉の「独立自尊」の気持ちでしっかりと勤めていきたいとも考えています。

これから仕事を守っていくには、
・自分が出来る範囲のことをプロ意識を持ってしっかりとやること
・他者にもプロ意識を求めつつも、他者を本気で想いやる気持ちをもつこと
が個人として本当に大切だと思っていますし、
この気持ちを忘れずに日々を過ごしています。


#どう守る私たちの仕事 #COMEMO #COMEMOHUB #Nサロン #仕事への意識

-------------------------------------------------------------
お気軽に寄ってもらえたら黒坂、喜びます (^-^)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■COMEMOHUBのFacebook pageはこちら
https://www.facebook.com/COMEMOHUB/
■COMEMOHUBのNoteマガジンはこちら
https://note.com/kurosakalibrary/m/m46d626c35711
-------------------------------------------------------------
■黒坂図書館のFacebook pageはこちら
https://www.facebook.com/kurosakalibrary/
■黒坂図書館のエッセンスを動画(約7分)で!
https://youtu.be/x9nTPiabLKU
-------------------------------------------------------------
■黒坂個人のFacebookはこちら
https://www.facebook.com/munehisa.kurosaka
■黒坂個人のTwitterはこちら
https://twitter.com/munehisa_k
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

この記事を読んでいただいたみなさまへ 本当にありがとうございます! 感想とか教えて貰えると嬉しいです(^-^)