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<2023年>AnswersNewsでのコラムまとめ

昨年から始まったAnswersNewsでのコラム執筆。普段の仕事にはない良い経験をさせて頂いており、ついでに弊社Evaluateの名前も出させて貰い、会社のBrandingにもちょっぴり寄与できるというオマケもついていて本当にありがたい状況になっています。

これも今まで色々と書いてきたからこそ、今があるんだなと本当に感慨深いです。書き始めたころ(今もですが…)は、誰かに読んで貰うというよりも、自分用のメモとして発信していました。それが読まれるようなときは本当に嬉しい気持ちになります。

もし、以下のコラムをお読みになったら、是非感想など頂けますと嬉しいですし、励みになります。



(1)2023年1月26日木曜日

今年発売が予想される新薬から2023年の製薬業界を展望する

今月6日、米FDA(食品医薬品局)がエーザイのアルツハイマー病治療薬レカネマブ(米国製品名・レケンビ)を迅速承認しました。新年早々飛び込んできたGOOD NEWSに幸先の良さを感じた人も多かったのではないでしょうか。私はというと、昨年末から家族が新型コロナに感染し、緊張の日々を過ごしていたのですが、7日朝にこのニュースに触れたときばかりは心が踊りました。

コラム冒頭部分

(2)2023年2月22日水曜日

武田薬品が中国企業の新薬に4億ドル払ったことにドキッとした話

先月、武田薬品工業が中国のハッチメッドから抗がん剤フルキンチニブの開発・販売権(対象地域は中国本土、香港、マカオを除く全世界)を取得したと発表しました。フルキンチニブはVEGF1/2/3に高い選択性を持つチロシンキナーゼ阻害薬。中国では2018年に治療抵抗性の転移性大腸がん治療薬として発売されており、今年中に日米欧でも承認申請が予定されています。
驚いたのは、対価として武田が支払う額です。武田は一時金として4億ドル(1ドル=134円換算で約536億円)、開発・販売のマイルストンとして最大7.3億ドル(約978億円)を支払います。

コラム冒頭部分

(3)2023年3月27日月曜日

2021年は「終わりの始まり」だったのかもしれない

昨年1月、私はこのコラムで、弊社Evaluateのデータから日本を含む国際共同治験が2021年に減少に転じたことを指摘し、「2021年が『終わりの始まり』にならないことを切に願います」と書きました。それから1年がたち、あらためてデータを見てみると、懸念は確実に現実のものとなりつつあるように思えます。

冒頭部分

(4)2023年4月25日火曜日

称え合い、励まし合い、手を取り合おう

私が「中の人」をやっている弊社Evaruate Japanのツイッターのフォロワーが先日、3000人を超えました。3年3カ月間、つぶやきを担当してきた私にとって非常に嬉しい瞬間でした。Evaluateの存在を少しは知ってもらえるようになったなと思えるようになりましたし、実際、いろんな方からそう言ってもらえるようになりました。

冒頭部分

(5)2023年5月25日木曜日

「低分子の底力」について講演したあと、参加者と話して感じたこと

4月に東京ビッグサイト(東京・有明)で開かれたCPHI Japan(国際医薬品開発展)で、「製薬業界における低分子医薬品の底力」と題してお話をする機会をいただきました。声をかけていただくきっかけになったのが、このコラムで昨年2月に書いた「低分子はまだまだオワコンではないと言える理由」の記事です。これを読んだCPHI Japanの運営の方から私に連絡があり、コラムに書いたような内容を話してほしいと依頼されました。個人的に、今年はいろいろとおもしろいことが起こる年だなと思っているんですが(先日Twitterでお知らせした転職の話もその1つです)、そんなことが起こるのもいろんなところでいろんなことを書いてきたからであり、やってきてよかったなと思っています。

冒頭部分

(6)2023年6月27日火曜日

黒坂の新しい仕事の話

Twitterでもお知らせしたので知っている人もいるかもしれませんが、4年間勤めたEvaluateを退職し、今月から新たな職場でチャレンジを始めました。今回は読者の皆さんへのご挨拶も兼ねて、転職するに至った思いをつらつらと書いていこうと思います。

冒頭部分

(7)2023年7月27日木曜日

「アドボカシー」とは何か

先月のコラムで、6月から製薬企業に転職して新しい仕事を始めたことと、そこに至った経緯や思いについて書きました。新しい職場では「アドボカシー活動」に携わっているのですが、今回は、そもそもアドボカシー活動とは何なのか、自分なりに理解した範囲で書いてみたいと思います。

冒頭部分

(8)2023年8月10日木曜日

第一三共・中山譲治さんの「私の履歴書」があらためて思い出させてくれたこと

6月、日本経済新聞の名物コーナー「私の履歴書」に、第一三共常勤顧問の中山譲治さんが登場しました。日経電子版を遡ってみると、製薬業界の方が登場したのは2021年8月の永山治・中外製薬名誉会長以来、約2年ぶりでした。

冒頭部分

(9)2023年9月26日火曜日

研究費の「選択と集中」はやっぱり間違いだった

8月22日に筑波大と弘前大が発表した「ノーベル賞級の研究成果やイノベーションの創出を促す研究費配分を解明」と題するプレスリリースが話題を呼びました。

冒頭部分

(10)2023年10月25日水曜日

カタリン・カリコ博士のノーベル賞受賞を美談で終わらせてはいけない

今年のノーベル生理学・医学賞は、米ペンシルベニア大のカタリン・カリコ特任教授とドリュー・ワイスマン教授に授与されることになりました。
サイエンスをかじっていた者の1人として、毎年、発表の時期が近くなると「今年は誰が獲るのか」とソワソワしてしまうものですが、今年はある意味で「ド真ん中」の2人が選ばれたのではないでしょうか。

冒頭部分

(11)2023年11月27日月曜日

薬都・富山「くすりコンソ」で感じた熱

先月、「くすりのシリコンバレーTOYAMA」創造コンソーシアム(通称・富山くすりコンソ)主催の「低分子創薬に未来はあるか?低分子VS.新モダリティ」と題するシンポジウムに登壇する機会をいただきました。
当日の様子は富山くすりコンソのYouTubeチャンネルでアーカイブ配信されているので、興味のある方はぜひ見ていただけたらと思いますが、東和薬品取締役の内川治さん、国際医薬品情報特別編集委員の原光信さん、そして黒坂という講師陣で私に与えられたテーマは「低分子医薬品の底力」。今年5月にCPHI Japan(国際医薬品開発展)で行った講演を下敷きにお話しし、内川さん、原さんとともに講演後のパネルディスカッションにもパネリストとして参加させていただきました。

冒頭部分

(12)2023年12月19日火曜日

「製薬企業ってやっぱりすごい」と感じた2023年


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