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怒りがわきあがったときは

黒田です。

昨日娘とケンカして家出しました。私が。

朝からふたりでお出かけしてたんです。
その出がけに今大人気アニメのくじがコンビニでやっていて
娘が記念に1回引いたらB賞の立派なフィギュアが当たって
無欲の引きの強さをふたりで笑ってたりしたんです。

その約1時間後。
道中のちょっとしたやり取りで小競り合いになり
そこでの彼女の言い回しを私がどうしても許せなくてそこからは別行動に。
いま思えばどうにかやり過ごす方法もあったのかもしれませんが
その時の私はどうしても許せませんでした。

その後、娘が帰宅しているであろう自宅にはどうしても帰りたくなくて
ひとりで表参道~渋谷あたりの街歩きへ。
ものすごい天気の良い街をひとり歩きながら夫に電話しました。
彼はひとりお気に入りのお店に出かけていたのですが
簡単な経緯を説明して娘にフォローの電話を入れてほしいとお願いしました。

10分ほどして夫から折り返し電話がありました。
娘には娘なりの言い分があるものの、強く言いすぎたことを反省もしていたとのこと。
まずは娘が自宅にいることに安心しました。
そして夫が、いつも娘の話し相手になっていることへのねぎらいの言葉を私にかけてくれるのを聴きながら
なんとも形容しがたい想いで目に涙がたまりました。

「許せない」という怒りがわきあがった時は
とにかく対象の相手から離れるのが私的にはいちばん効果的なんです。
そして許せない言動をされた自分は、実はとても悲しいんだということを認めてなぐさめること。
そうすることでやっと冷静になれます。

夕方に私は帰宅。
夜、塾から帰ってきたムスメと一緒にコンビニに行きました。
お互い謝ることはしなかったけど(うちらどんだけ意地っ張り?)
何買う?とかまたそういうキツイことを!とか笑いながら話すことができたのできっと仲直りできたんだと思います。
今日も一緒に学校説明会行ってきましたし。

でももう少し時間が経ったら
あの時のあなたの言葉を聞いてお母さんはとても悲しかったんだよ、ということを伝えたいな、とも思います。
人生長く生きてるからってどんな言葉を投げられても平気なわけじゃないんだよ、ということ。

娘の人生は15年経ったけど、私の母親としての人生も同じ15年ですしね。
そういう部分はできるだけ言葉を尽くして伝えていきたい。
力を尽くすことでやっと対等な関係になれるのではと思います。

素敵な一週間になりますように。