見出し画像

私の非日常は誰かの日常なわけで

黒田です。
残暑お見舞い申し上げます。
いや、申し上げてるくらいじゃ足りない。
皆で声かけあっていかないと命取りになる酷暑ですね。

この週末は家族全員でみじかい夏休みを満喫しておりました。
といっても帰省も旅行もできないこの夏。
ならば近場で楽しもう!と思い立ち都内ホテルの高層階に1泊してきました。
格安プランで予約できたのもありがたい限りです。

広めの部屋にトリプルベッド。
眼下にはミニチュアのような街が広がります。
そのホテルはショッピングモールの上にあるので買い物も超便利。
夕飯は好きなものをたんまり買い込んで家族でプチパーティーでした。

窓の向こうに広がる夜景。遠くにはスカイツリーも見えます。
夫がぽつりとつぶやきました。
「キレイな夜景を眺めながらのお酒はいいもんだ。マンション高層階に住みたい人の気持ちも分かる。」

私にとってかなり意外な発言でした。
自然災害等で停電などが起こるたびに私たちは
「うちら1階に住んでてよかったね。
エレベーターとか止まったら高層階の住人とかほんと大変じゃん。」
などと話していたのです。

ただ、よく考えてみれば当たり前のこと。
どんな環境にもメリットとデメリットがあります。
停電時のリスクなどを考慮しても、それを上回る魅力が高層階にはあるのかもしれないな…とあらためて思うのでした。
と書きつつも「こういう夜景はたまに見るからいいんじゃない?」と返してしまったんですが。

目の前に広がる素晴らしい夜景。
私にとっては非日常でも誰かにとっては当たり前の日常なんですよね。
その逆もまたしかり。
分かってるようで、気がつくと薄まる感覚。
何度も何度も思い出しながら暮らしていこうと思います。

健やかで素敵な一週間になりますように。