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ホルモン戦争

黒田です。

歳を重ねるごとに生きやすくなっているのを感じます。
経験も増え、人とのつながりも広がり、不要なプライドもどんどん下ろして
たいがいの出来事には動じなくなったような。

でも。
体の衰えだけはどうにも止まりません。
ちょっとしたことで疲れやすくなったり、イライラしやすくなったり。
夕方になると足はパンパンにむくむし、すこし動いただけで汗がとまらなくなったり。

きっとこれは更年期障害の症状なのかもしれません。
確かにコロナ禍の影響で外で仕事したり遠出するのは一気に減りました。
運動不足の面も大きいと思います。
一方、限られた中でできるだけ運動しよう、というやる気も起きにくい。

この年になると何かに見切りをつけたり、諦めることも仕事のひとつではないかと感じます。
もちろんすべてを諦めるわけではなく、自分なりに取捨選択する必要はありますが。
最近、調子が悪いときは更年期障害だからかもと思うようにしました。

やる気が出ない自分を責めるよりも
「だって今日気圧が急激に下がってるもん。」とか
「昨日頑張ったから今日は朝からしんどい。」とかを
更年期だからしょうがないよな、よしよし、としてあげることでずいぶん気持ちが楽になります。
気分をゴキゲンにするには自分を甘やかすことも必要ですよね。

40歳を過ぎると黙っていても年を取るほどに体力は落ちていきます。
ましてや女性は閉経という大きな変化を体に迎える。
ということは、その時期の現状維持は、若い時の進化と同じわけで。

うまく休む。
時には自分を甘やかす。
調子のいい時は集中して対応する。
自分の体とぼちぼちいい感じで付き合っていこう、とあらためて思います。

健やかで素敵な一週間になりますように。