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HSPとPTSD

子供の頃から誰かの一言で深く考えて傷つき
体調の変化も身体に表れやすくいつも風邪を引いていた
その中で俺の家は親父が暴れていた
母親は他の男と遊んで帰って来なかった
親父は酒乱なのだ
お酒を飲まないとすごく静か
今思うのはきっとすごく寂しかったのだろう
理解するまでは長くかかったけど俺が親父の立場だったそうなっていたかもしれない
親父の酒乱はだんだんエスカレートしていった
走っている車から飛び出して帰って来た時は頭が血だらけでガラスの破片が刺さってた
お酒を飲むと物を壊したり俺に投げつけたり家の中はめちゃくちゃだった
裸足で母親とラブホテルまで逃げた記憶がある
小さい頃からこんな事ばかりだったし
次第に大人の顔色ばかり気にする子供になっていた
親父と2人きりの時はだいたい裸で踊り楽しそうに眠っていた
いくら瞼を無理に開けようとしても一回寝ると起きないから小さい俺は凄く寂しかった
俺が小学3年生の時に親父は家に帰って来なくなった
土木作業員だった親父はどんなに酒を飲んでも仕事だけはちゃんと行っていたんだ
それなのに無断欠勤
子供ながら多分もう帰って来ない
霊感が強い俺はなんとなく亡くなったのかもしれないと感じた
それから少し経ち自殺だと判明した
絶望した
どんな親父であろうと大好きだったからだ
母親と2人
俺はずっと親父と休みの日も一緒にいた
お金のない親父が小さい軽自動車でビール飲みながらドライブに連れて行ってくれるのが好きだった
それから周りの友達や大人には嘘をつくようになっていった
親父は生きてる
中学生までこれを貫いた
理由はいじめられるからだ
子供は純粋だ
だが、時として子供は残酷なのだ
そして、親父は酒だけではなく覚醒剤を使用していた
そのせいだったのかもしれない
親父は悪くない覚醒剤が悪なのだ
そう言い聞かせてきた
覚醒剤に使った借金は300万円近くあり毎日借金取りが家に来た
子供ながら怖いってのはわかったが居留守を使うしかなかった
こんな状況がトラウマに
他の人に相談なんてできるわけもなく
最悪な幼少期を過ごして来たのだ

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