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一人の時間が私を作る

私は一人の時間が必要な人だ。
一人が好きと言うより、”必要”な人。

私の長年の観察によると(笑)、ずっと誰かと一緒にいるのが好き、全く苦にならない人も多いように思える。そのタイプは、朝昼晩と人と会う予定を入れ、精力的な時間を送っているように見える。
私も日本に里帰りした時には、そんなスケジュールになることもある。
だけど、気がつくと、その人たちとの時間を心から楽しむと言うより、スケジュールをこなすのに精一杯って感じになっていて、どうもいけない。
そんな時に思うのだ。

私は一人の時間が絶対必要なタイプだ、と。

一人でいる時は、自分がいつでもファーストプライオリティ(最優先)だ。
自由に考え、自由に動ける。見たいものを見て、触れたいものに触れる。誰に遠慮することもなく。自分にどっぷりと嵌まれる。

そんな時間をたっぷりと過ごしていると、いつしか飽きてきて、誰かの顔が思い浮かんだり、誰かと喋りたくなってくる。
つまり、”なんか寂しいなぁ。”と言う気持ちが自然と湧いてくるのだ。

そんな自分になった時こそ、人と会って充実する。
ひとりの時に得た経験や知識って言ったら大げさだけど、今日の”気づき”みたいなものだって、誰かとシェアするのは楽しい。相手が私の知らない時間に過ごした出来事を聞くのも興味深い。自分の心に余裕があるから、相手の話も面白く聞けるのだ。

そんな私は今日も一人でこんな雑文を書いている。
あーでもない、こーでもない、私が伝えたい内容はこうじゃない。いやいや、そもそも自分が思っているのはこんな事だったっけ?
そんなやり取りを自分の頭と心の中で何度もやり取りしながら、文章を紡いでいく。
これも私にとって大切な、一人の時間。

さて、そろそろエネルギー充電出来ました。
誰かに会いに行こうかな。






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