「連載」チームすー。地球一周大冒険(2)
「今、チームすー。最初の距離入力しました。2.4マイルでほぼ最下位です。」
9月1日、昼過ぎに塾長から業務連絡。くー、スタートダッシュでは完全に負けているチームすー。だが、スタートダッシュで勝ったところで何の意味がある。だって、ゴールは、48,550キロ先だぜ。レースダイレクターから届いたバーチャルパスポートも5年間有効だし。最後まで生き残るチームがいくつあるって感じ。そうさ、これは最後に笑うのは誰だ?ってレースなのだ。
そして、うちのチームは、なんて言っても、そのサバイバルゲーム女王すーみん。がいる。きっと、彼女はチーム戦レースじゃなかったら、一人で普通に申し込み、黙々黙々黙々黙々黙々黙々黙々・・・・と地球を走り続けたことであろう。
そして、その横には、水戸黄門の助さん格さんの如く、イノシシと塾長がいる。水戸黄門の旅には死に物狂いでついていく二人である。
そう思うと、私、黒リスは、ちょっと気楽になった。
距離稼ぎは、みんなに任せて、私はバーチャルツアー遊びに徹しよう。
というわけで、NOTE連載開始である。それから、私の武器「妄想」を早速炸裂させ、昨日のレーススタートの”メキシコ国境越えからのメキシコジャーニー”は、気分はメキシコとばかりにラテンミュージックで攻めた。
ちと古いが、リッキーマーティンのLa Copa de La Vidaでスタート。うっひゃー!キタキタきたー!
🎵Go !Go!Go!から始まる、このノリノリなラテンリズム。いいね〜、いいね〜。
♪Do you really want it?♪ (本当に欲しいか?)♪Do you really want it?♪
YES! あたしゃ、冒険したいぜーーー!と、スパニッシュの間に挟まる英語の問いかけに一々反応する黒リス。走っているのは、セントラルパークだが、気分はメキシコ。なぜか、メキシコボーダーを突破するイメージだ。
その後、Despacitoを聴き、ラテンの切なさを感じながら、広葉樹をサボテンと思い込む。
La Banbaで、最後のダッシュ。もう頭の中は、フローズンマルガリータでいっぱいだ。
9月1日 黒リス走行距離7マイル(11.2キロ)
まぁ、初日としては、上出来だ。
つづく
9月2日時点:チームすー。ジャパン30.63マイル(49キロ)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?