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肉体は男性、心は女性について:①ChatGPTに聞いてみた。

最近、LGBT理解増進法案に、「性的指向および性自認を理由とする差別は許されない」という文言が入ることによる社会における様々なシチュエーションへの波及が懸念されている。

アメリカでは既に、水泳界において、肉体は男性のトランス女性であるリア・トーマス選手が存在している。彼女は、水泳選手権で金メダルを獲りまくり、女子更衣室では男性器を隠さずに歩いている。他の女子選手からの苦情があったが、差別に当たるとされ、逆に苦情を訴えた女性が、”差別主義者”とバッシングを受けるケースもあるようだ。
これと同じ流れが、日本にも訪れる事に恐怖を抱く女性は多いであろう。

かく言う米国ニューヨーク在住で、自認ストレートでありながら、LGBTQ+のランニングクラブ所属の私も、正直、この流れはおかしくないか?と感じている。

一部の人を不快にさせるのを覚悟で言うが、私は、肉体は男性だが心が女性を自認している人物が、女子トイレに入ってきたら驚き、恐怖を感じる。不安で自分の用が足せないかもしれない。
女性がトイレという最低限の生理的要求を満たせる場所は、安全且つ安心な場所であるべきではないだろうか?そこで、なぜ、そこで、恐怖や苦痛を味わわないといけないのであろう?
こんな風に思う私は差別主義者なのだろうか?

多様性を認める、尊重し合うのは当然だが、一部のマイノリティーの要求に応えないと差別に当たるとするのはどうなのだろう?

ふと、この問題をChatGPTがどんな回答を出すのか興味が湧き、以下の質問を投げかけた。

「肉体は男性、心は女性という人は、男性と女性とどちらのトイレを使用するのが良いと思いますか?」

ChatGPTの回答はこちら。
「性別に関わらず、トイレは性別によって分かれていることが一般的です。そのため、肉体が男性であっても、性自認やジェンダー・アイデンティティが女性である場合は、女性用のトイレを使用することが適切であると考えられます。これは、性別によって分けられたトイレを利用することが社会的に受け入れられ、他の人に迷惑をかけることを避けるためです。ただし、トイレに関する法律や規制によっては、性別によって使用するトイレが制限される場合もあるため、地域の法律や規制に従うことも重要です。」

へー、やはり今のAIの導き出す回答は、”女性トイレを使用するのが適切”なのか。

続いての質問はこちら。多くの人が懸念している問題だ。
「肉体は男性、心が女性と本人は主張しているが、それが嘘だと見分けることはできますか?」

ChatGPTの回答:
「肉体と心の性別が一致していない場合、その人が性自認を公表するかどうかは個人の自由であり、他人が勝手に推測することは適切ではありません。また、性自認は外見や行動とは必ずしも関連しないため、見た目や行動から性自認を判断することはできません。したがって、肉体は男性であっても心が女性であると主張する人に対して、その主張を信じるかどうかはその人自身の意思決定に委ねられます。ただし、人種や性別、性的指向などに対する偏見や差別は問題となることがあるため、相手を尊重し、平等な扱いをすることが重要です。」

なるほど、さすが、見事な理想回答。その通りだ、正しい!スミマセン、私が間違っていました。

・・・だろうか?

今、AIによってかなりの職業が奪われる、失くなると言われている。そのひとつに法曹界も含まれているらしい。人間の頭脳より、AIの法律・過去の判例データ蓄積の方が勝るだろうから、将来的にそうなるのも必然か?
そうなると、裁判判決もAIがやった方が裁判官など個人の主観が入らないから良いんじゃない?って流れにもなるかもしれない。

そう思えるほど、ChatGPTの回答は文句なし優秀だ。理論的には間違いない。(ように見える)

だが、私はこの問題を自分の頭で思考し、ChatGPTとは違う理論展開をしてみたいと思っている。なぜなら、これは私たち人間の問題だから。AIには存在しない”心”というものを持つ人間の事をAIがどれほど理解できるというのか?

と、いうわけで、次回は、女性を自認している自分を例にとって、”心は女性”部分を掘り下げてみたい。
















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