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ポロメリア 短い間だけど ありがとう

 2021年1月23日の最終単独公演『とりまく青、終わりの色』をもってアイドルグループのポロメリアが閉幕した。

 ポロメリアは2018年9月22日に松浦みにか、藤井はな、本田翠音、星川ひかりの4人組としてデビュー。2018年10月9日から松浦みにか、藤井はな、本田翠音の3人体制に。2018年11月30日に新メンバーの朝霧ひかりが入って4人体制。2019年3月30日に本田翠音が、4月23日に朝霧ひかりが卒業。2019年5月19日から松浦みにか、藤井はなの2人体制で活動。2020年2月12日から大日向かのん加入により松浦みにか、藤井はな、大日向かのんの3人体制でラストステージまで。

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ポロメリアメンバー3人のサイン。上が大日向かのんさん。左が松浦みにかさん。右が藤井はなさん。ペンの濃さが違うのは1人づつ三回に分けたから

 メンバーの移り変わりの歴史を振り返るだけでもグループの紆余曲折があっただろうことが窺えるが、初期の松浦みにか、藤井はな、本田翠音、星川ひかりの4人体制。松浦みにか、藤井はな、本田翠音の3人体制は過去の記録を読み直し、タイムスケジュールを見ると多分ステージを見ているな程度の記憶しかなく、メンバーとチェキを取ったのはチェキ帳を見ると2019年1月23日秋葉原GOODMANでの本田翠音さんが始めて。この時もお目当てのアイドルは別にいたから入場特典はそのアイドルで。その後も推しのアイドルとかぶったりすればステージを見て、チェキ取ってという形で「ポロメリアのファンです」とお世辞にも言えるような状況じゃなかった。

ポロメリア予約で入場するようになったのは当時の推しであった本田翠音さんが卒業したことがきっかけである。

W641Q75_20200514本田ソロチェキ

初期の推しの本田翠音さん

 2019年3月30日のポロメリア単独公演其の壱『帝都の空は何色』にて本田翠音さんが卒業することは告知されていたが、推しのアイドルの現場とかぶっていて、結局会場に行くことは出来なかった。ありゃと思っていたら、4月23日の朝霧ひかり卒業公演『コトノハデアソブ』に本田翠音さんが参加することが告知され、始めてポロメリア予約を入れて参加。本田さんのチェキを取る際に、お礼を言うことが出来た。

 メンバー2人引退後、しばらく活動停止期間に入る旨が告知されていたが、5月11日から松浦みにか、藤井はなの2人体制で活動再開。新体制メンバーを募集しているとは言え、いつ活動停止になるか分からない。「いつまでもいると思うな。親と推し」という言葉が身に迫ってきた。できるだけポロメリア予約を入れて現場に行こう。そう考えるようになった。

 「本田推しなのにね」とか「ポロメリアのガチ勢になって」など2人のメンバーは温かく迎えてくれ、ポロメリアのオタの皆さんともいろいろな会話が出来るようになり、ポロメリア現場での居心地は格段にあがり、松浦みにか、藤井はなの2人体制による充実したステージは楽しかったが、周りとの落差を感じるようにもなった。てくびさんのツイートによれば松浦みにか、藤井はなの2人体制が85回とポロメリアのメンバー構成の中でステージ数が一番多く、新曲も3人になるまで披露されなかったので、回数を重ねるごとにステージ上の歌や踊りの完成度が上がる。

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2021年1月23日のてくびさんのツイートから

 ポロメリアのオタとしては2人の息ぴったりで完成度の高いステージと松浦みにかさんと藤井はなさんの髪型やマニキュアなどのアクセサリー類のちょっとした変化を見つけ、全曲作詞を担当している碧位奈子氏の独特の言葉遣いの歌詞といろいろな作曲家による様々な曲調に浸るのは喜びだが、そういう楽しみが万人向けかと言えば必ずしもそうとは言えない。

 コールやMIXがバシバシ入って客が盛り上がってナンボのようなステージとは打って変わった雰囲気で会場の空気がかわる。他オタの中からは毎回定番のセトリの曲順を変え、タイムスケジュールに合わせて曲を増やしたり減らしたりしているだけだろう。人数も2人しかいないからステージが広く見える。挙げ句の果てには「ポロメリアは2人組だろう」という声も聞こえる始末。

W1440Q75_20191123ポロメリアフライヤー

2人体制時に配られたフライヤー

 こういうステージと周り観客との落差を変える起爆剤になったのが大日向かのんさんの加入と新曲3曲の披露だと考える。新体制メンバーの募集をしている旨は告知されても新メンバーの発表は中々されず、結局ポロメリアに入ろうという奇特な人なんていないんだろうと諦めていた2020年2月5日に新メンバー大日向かのん加入発表。2月12日の主催其の5『新宿、青に染まる』にてお披露目。

 

20200212大日向かのんソロチェキ

2020年1月12日お披露目の際に撮ったソロチェキ。日付がなく初々しい

 また、一挙に発表された新曲、3曲。ロック調の『月蝕とサァカス』、藤井はなさんが考えたじゃんけんと行進の振り付けが印象的な『角砂糖』、松浦みにかさんが考えた歌を歌っていないメンバー2人のシンクロ振り付けが楽しい『サナトリウム』という今までのポロメリアにはない曲調。

 3人でステージに立つ広がりや、周りに合わすことばかりに意識が向いているような大日向かのんさんの成長ぶり。新曲3曲が加わったことによる今日のセトリは何だろうという期待感など。

 いいことばかりではなく、加入してすぐに大日向かのんさんの風邪による体調不良によるステージ欠席や新型コロナ感染拡大による予定されていたライブの中止やライブ活動の自粛。その中には生誕祭の延期や配信などもあったけど、ネット通信によるあなただけの動画メッセージやメンバーオリジナルボイスやカフェイベントなども楽しませていただきました。

 最後のステージは推しと目が合うと泣きそうになるので敢えて目をそらしたりしたので、記憶が曖昧な部分があるけど『帝都の空』や『4時20分、このガラス突き刺す』というレア曲も含め、楽しませていただきました。

最後に、松浦みにかさん、藤井はなさん。お疲れ様。

大日向かのんさん。どこかでお会いする機会があることを願ってます。

20210126マスクケース

最後の私物サインは大日向かのんさん。下のマスクはメンバーカラーの紫色(ただしメンバーカラーは非公式)

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