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iTunes 経由で iOS 14 系にアップデートする際に「エラーコード:4000」が出て進めない場合の対処方法

iPhone 12 シリーズも発売され、いろいろと話題の iPhone ですが、iOS 14 がリリースされてから、iTunes 経由でアップデートをしようとすると何度やってもエラーが出て、アップデートができないという事象に遭遇しました。
いろいろと調べてみると、回避策がいくつかあるようなので、同じように困っている方の参考と自分のメモも兼ねて書いてみます。

回避策はいくつかある

今回の問題は、iTunes 経由でアップデートしようとしたときに、「エラー4000」を吐いて先に進めないというものです。
調べてみると、回避方法はいくつかあるようです。

①パスコードを一時的にオフにする

アップデートを行う前に、iPhone の設定からパスコードをオフにしておくとこのエラーは回避できます。ただし、パスコードをオフにしてしまうと、Apple Pay に登録しているカード情報なども一度削除されてしまうため、アップデート後に再登録が必要になって、ちょっと面倒です。
しかも、直近でリリースされた iOS 14.2 でもこのエラーは出ているので、アップデートする度にこの作業しないといけないのはちょっと…と思います。

②OTA(Wi-Fi 経由) でアップデートする

もう一つの回避方法は、iPhone の OTA 機能を使ってアップデートする方法です。要するに、iTunes に接続せずに、iPhone の設定からソフトウェアアップデートを選んで更新するやり方ですね。
一般的にはこの方法の方が手軽なので、普段からそうしている方も多いと思いますが、聞いた話だと OTA アップデートは必要最低限のデータしか更新をしないため、iTunes 経由に比べてデータが軽い分、アップデートの安定性が低くなる場合もあるとか。ただ、表面上は何も違いはないので、使う人の気持ちの問題かも。

③「Shift」キーを押しながらアップデートする

OTA 経由だとなんかすっきりしない、とか思う人(自分がそう)は、パスコードをオフにしてからやればいいわけですが、Apple Pay のこともあってそれも面倒くさいというワガママな人にはこの方法がおススメです。
iTunes の「アップデート」ボタンを押す際に、キーボードの「Shift」キーを一緒に押すだけです。
そうすると、アップデータファイルを選択するウインドウが開くので、次のフォルダを辿ってみてください。

C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Apple Computer\iTunes\iPhone Software Updates

正常にアップデータのダウンロードが完了していれば、「iPhone13,3_14.2_18B92_Restore」みたいなプログラムが見つかると思います(使用している iPhone のモデルなどによって名前は異なります)ので、それを選択してアップデートを続けるだけです。
これで、パスコードもオフにせず、iTunes 経由で綺麗さっぱりアップデートすることができますね。
もし、上記のフォルダが見つからない場合は、エクスプローラの表示設定で「隠しファイル」を表示させてみてください。

というわけで

以上が私の知っているエラー回避策になります。これ以外にもリカバリーモードでアップデートするとか、やり方があるみたいですが、困っている方がいれば参考になればと思います。
ただ、Apple にはこの問題を早く修正してもらいたいとは思います。

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