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信じるってムズイ

みなさんこんにちはくろのとりです。

侍ジャパン優勝おめでとう!!!
約1か月間の栗山監督率いる侍ジャパンの戦いが優勝という最高の結果に終わってよかった~
侍ジャパンについて深く書こうと思ったけど多分僕の熱量が伝えきれないし野球を知らないと読んでて退屈になると思うのでやめときます(笑)
でも1個だけ触れたいのが栗山監督が村上選手を起用し続けたことです。

栗山監督の決断

僕はWBCの日本戦を練習試合からすべて見ていましたが、村上選手の状態は昨シーズンじゃ考えられないくらいひどかったです。あくまでも素人視点ですが今まで手を出さなかったコースのボールに手を出したり、甘い球をミスショットする場面が目立ちました。

準決勝メキシコ戦のサヨナラ劇

日本が1点ビハインドで迎えた9回裏、先頭大谷選手が二塁打と吉田選手の四球でノーアウト1,2塁のチャンスを迎えました。ここで村上選手の打順が回ってきました。村上選手は9回までに4打数無安打3三振の打撃成績で打線の流れを切りまくっていました。僕はここで村上→牧原、送りバントでランナーを送り後ろの打者で決めに行くべきだと考えていました(この後に続く中野はWBC期間好調、山田選手はこの日3打数2安打だったことを考えると村上選手が打つ可能性に欠けるより現実的だと思いました)。しかし、ここで栗山監督は村上選手を打席に送り強硬策をとりました(こういった一発勝負の終盤に調子が悪い選手に強硬策をとることはあまりないです)。結果は村上選手が逆転サヨナラタイムリーを放ちサヨナラ勝ちを収めました(マジで感動した)。

信じ続ける

日本代表のクリーンアップ、メジャーリーガーの前後を打つ打者、三冠王・・・ これだけ様々なものを背負っていた村上選手は今大会不振を極め野球ファンの間でも「村上はスタメンから外すべき」との声が多く上がっていました。それでも栗山監督は「・・・。まだ、あんなバッターではないので。世界をびっくりさせるバッターであると僕は信じてきたので。今日は良かったですけど本人は悔しいんじゃないかなと思います。本人には最後お前で勝つって言ってきたんで。僕は信じています」(full-Countの記事より引用)と村上選手を信じる姿勢を曲げることはありませんでした。

信じる怖さを乗り越える

さあ最初に侍ジャパンについて深く語るつもりはないとないと言っておきながらこれだけ書いてしまいました(詐欺罪で訴えないでください)。

簡単にまとめると僕はWBCの準決勝で栗山監督の信じ続けた姿勢に胸を打たれたわけです(最初からそう書け!)。

だってあそこで打てなかったら日本はWBC3大会連続ベスト4に終わり多くの野球ファンからバッシングを受けていたに違いありません。また村上選手の今後のプロ野球生活に影響を与えていたかもしれません。おそらく栗山監督はこんなことは十分承知だったと思います。そんな怖さもありながら村上選手を信じ続ける覚悟を最後まで貫き通し、そのうえで責任はすべて自分が請け負うスタンスをとった勇気は素晴らしかったと素人ながらに思います。

まとめ

さて今回はWBCを題材に信じることについて書いてみました。この記事で書いたことは野球やスポーツに限らず日常でも多々起こることだと思います。しかし今回栗山監督の決断から信じることについて改めて考えさせられたのは、日本中から注目され世界一をとるために必ず勝たなければいけない試合の9回裏ビハインドの極限状態だったからなのかもしれません。

ともかく野球は日本ではほかのスポーツと比べて勝って当たり前と思われる競技です(日本が世界一を期待されている団体スポーツはおそらく野球だけかな?)。そんな期待と重圧を背に世界一になった2023侍ジャパンには改めて祝福を送りたいと思います。

(もっと早くし投稿したかった~。でも忙しすぎて(´;ω;`)ウッ…

では、さよなら~


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