きしたかの高野が奏でるブルース
はっきり言おう。高野はださい。ゼロイチができない。高速カウンターのみのワンパターンツッコミ。だけど俺は俺たちは、そんな高野がたまらなく好きだ。。
きしたかのがYouTubeとチャンスの時間ぐらいでしか見なかった2022、お笑いの日に奇跡のドッキリが仕掛けられた。
寝起きの格好でtbsに目隠しヘッドホンで連れてこられ、松本人志と対面を果たす。
「まっちゃんじゃねぇかよばかやろう」
高野のつぶやくようなシャウトは僕らの心を鷲掴みにした。
その後どんどん露出が増えたきしたかの、ラジオもポッドキャストから地上波に昇格し、水曜日のダウンタウンにも定期的に出演。このコンビの何がいいかって高野はずっと嘆いてるし、岸はテレビになるといつも'ちょっと'緊張しているところだ。
嘆きツッコミ平場のホープは高野とダイアン津田だろうか。
漫才においては真空ジェシカガク、シンクロニシティ西野も忘れてはならない。
嘆きにはゆらぎが含まれ、いつも心を打ち付けてくる。
ルッキズムが叫ばれる世間の雑音をかきけすように高野は今日も「俺はハゲだ!」
と叫ぶ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?