【無料講座】あなたの文章が1ミリも読まれない理由
結論:読者が知りたい情報とズレてるから。
例えば「美味しいコーヒーの入れ方を知りたい」と思ってる人に「山で飲むコーヒーが一番うまい!なぜなら山では気候が云々」と答えてるようなものです。
売れない営業マンとか、よくこういうトンチンカンな受け答えしちゃってますよね。
これどこが悪いか分かりますか?
一見すると「美味しいコーヒー」というテーマが一致してるから合ってるように見える。でも、よくよく見ると明確に読者の質問と書き手の答えがズレてるんですよ。
だって、読者が求めてるのは
・(自宅で)美味しいコーヒーを入れる方法
なんですよ。言葉にはしてないけど、自宅という前提で質問してる。なのに、いきなり登山とか言われても「は?」ってなるじゃないですか。
登山なんて絶対やらない、てか子育てしてる主婦なんで登山とか無理!みたいな人だったら、まじでこの回答は「は?」なんですよね。
ヤマダ電機でクーラーください!と言ってるのにクーラーボックスをおすすめされてるようなもんです。いや名前似てるけどちゃうやろーって。
こういうズレがあると「あーこいつと話しても無駄だわ」と逃げられる。
これが、あなたの文章が読まれない一番の理由です。文章力とか、伝え方とか以前の問題。ピントがズレてる。
このピントのズレを直すには、読者が言葉にしない前提条件を見極める必要があります。
今回のケースなら(自宅で)の部分。ここを見落としてるから、登山して山でコーヒー飲もうぜとズレた答えになっている。
もしこれが「登山をより楽しむ方法を知りたい」という読者だったら、山コーヒーで正解なんですけど、今回は自宅という隠れた前提条件があるので不正解。
もし山コーヒーについて熱く語りたいなら、美味しいコーヒーの入れ方テーマではなく、登山テーマで発信して読者を集める必要があります。
これなら登山をする人が集まるので、前提条件の(自宅で)という部分が消える。登山という発想が突拍子もないものではなくなり、自然に読者に受け入れられるのです。
ちなみに、今回のテーマで隠れているのは自宅以外にも、下記のようなものが考えられます。
・手軽に
・1杯100円で
・専門的な器具を使って
・朝の忙しい時間でもサッとできるやり方で
・豆からこだわって
いかがですか?前提条件が一つ違うだけで、ベストアンサーも全然違ってきますよね。
これら全てのニーズに対して、1つ1つ答えを用意して発信すれば、あなたの文章はしっかり読まれますよ。
文章例
例えば、上記ニーズに対応するポストを書くとしたら、下記のような書き出しになります。
・1杯100円で本格コーヒーを自宅で楽しみたい?それならコーヒーマシンのXXとインスタントコーヒーのXXを組み合わせるのが最強です。(以下解説)
・7万円の専門器具を買ってコーヒーを豆から10時間かけて抽出したらめちゃ美味しかった件。やり方は〜
・超忙しい朝でもホテル並の一流コーヒーを入れるコツ。それは〜
こんな風に1つ1つ書いていく。すると、読者は自分のニーズにあった答えを見つけることができて、あなたのことを「コーヒーの入れ方に詳しい人」とみなす。するとあれよあれよという内に、権威性がついてコーヒー専門家として信用がつく。
信用がつけば、文章が読まれるようになる。
シンプルにまとめましたが、結論「読者のニーズとのズレをなおして、需要にピッタリあった答えを書けば読まれます」です。
難しいですが、コツコツ隠れたニーズを拾っていきましょう。
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