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好きな美術館シリーズ3

国内外の好きな美術館を紹介します。
今回は東京都千代田区の三菱一号館美術館です。

特徴的な美しい建物が魅力の美術館です。
こちらも企画展専門の美術館で、三菱が1894年に建てた事務所を復元した施設です。
建物の周りには花が植えてあり、ここだけイギリスの高級住宅地的な雰囲気があります(?)

企画展は服飾、近現代の芸術家が多いと感じます。
来年6月にはガブリエル・シャネル展が予定されているそうですよ。
私がこの美術館を好きな一番の理由はあまりメジャーではないイギリス美術の展示(開催されるとしたらナショナルギャラリー展や大英博物館展みたいな感じですよね)を時々開催している所です。ロセッティやミレーなどのラファエル前派、唯美主義の作品を取り上げてくれる施設をあまり知らないので開催されると必ず行くようにしています。
元からロートレックやルドンなどの作品を所蔵しているからかもしれませんが、象徴的、神秘的な作風の芸術家展を多く開催している事も特徴だと思います。

併設されたカフェも内装やメニューが魅力的で、行くといつも混んで並んでいますが、それでも居心地の良さとメニューの美しさについつい私も並んでしまいます。
下の写真は昨年秋に開催されていたルドン、ロートレック展のオリジナルメニューでした。美味しかった…


ミュージアムショップもまたお洒落です。展覧会図録やポストカードなど定番のグッズだけでなく外国の文具や珍しいお菓子、ファブリック製品など一風変わった品揃えでつい立ち寄りたくなってしまいます。

場所は東京駅丸の内南口から歩いて5〜7分ほど。帰りにKITTEや八重洲口に移動して大丸を見るのも楽しいです。
来年1月16日まではイスラエル博物館所蔵作品による印象派展を開催中のようです。

ご興味のある方はぜひおいでくださいね。

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