見出し画像

育児でもローコンテクストなコミュニケーションを心がけたい

ごきげんよう🙋‍♀️あっきー(@kuronekopunk)です。この記事は、働いたり育児したり Advent Calendar 2023の16日目です。 

4歳のクソ生意気で完璧なアホ男子のめちゃ可愛い息子がいます。育児本などを読むとマネジメントに近いものを感じています。


「◯◯しちゃうよ」に隠れる文脈

何か子供が危ないことをした時に、「怪我しちゃうよ」という場面があります。でもこれって怪我する可能性があることを伝えたいのではなく、その危険な行動を止めてほしいことがほとんどです。
たぶんこんな連想ゲーム「その行動は転んで怪我を可能性がある(現状理解)→怪我をしてほしくない(こちらの考え方)→止めてね(依頼)」

背景や考え方を含めて伝える

「怪我しちゃうよ」の例だと上でも書いた通り「怪我をしそうで危ないから止めてね」と伝えるのが適切だと思うのでそういった説明を飽きられるくらい続けたいと思っています。

『〈叱る依存〉がとまらない』

〈叱る依存〉がとまらない』という本では『叱る』とは、『攻撃的な言動で相手のネガティブ感情を引き出すことにより相手をコントロールすること』と表現されています。
子育てだけに限らず、人に罰を与える事が報酬系として機能する、自分が損しても罰を与えたくなるなどの人間の特性の話もしていてとても良い本なのでぜひ読んでください。

攻撃的なハイコンテクストなコミュニケーション

その代表格が、スーパーや道中でもよく見る、「置いて行っちゃうよ!」だと思います。
親としては「早く帰りたい」「ぐずるのを止めてほしい」などの意図がありますが、罰を与える事が目的になったコミュニケーションです。精神的な攻撃を含んだものになっています。
意識をしないとすぐにこういった言葉が口から出てしまいそうになるので気をつけていきたいと思っています。

「保育園どうだった?」

割と聞きがちなんですが「◯◯どうだった?」これもハイコンテクストです。「どうって何さ?!」って思います。
「何をした?」「誰と遊んだ?」という具体性を持たせるのは良さそうですし、どこかで見た「どんな匂いがした?」「何色みつけた?」など五感を刺激しつつ深掘りをするのも成長に寄与しそうだなと思っています。(どんな聞き方しても息子は「わかんない」としか答えなくて悲しいです)

こういった問いかけ方については『問いかけの作法』に似たような話が書いてあります。問いかけることはスポットライトを当てることであり、どこにどんな光量で光を当てるかでものの見え方が変わると言っています。子供の記憶を刺激しつつ良い問いかけができるようになりたいです。

さいごに

ハイコンテクストな発言でうまく意図が伝わらなかったり、処罰感情が報酬系になったり、問いかけ方で答えが変わったり、育児関係で学んだことが仕事でも役立つことばかりだなと思っています。なんなら育児本に書いてあることがマネジメント本の内容と言ってることが変わらなかったりもあります。こういった広い知識、経験を紐づけつつ、良い育児ができたらなと思いました。


読んでくれてありがとうございます!少しでもいいなと思ったら「スキ❤️」してもらえると飛んで喜びます!シェアしてもらったらもっと嬉しいです!