Vol.10 はじめてのL39マウント。
ついに手を出してしまったライカL39マウント。
絶対に手は出しちゃダメだ、と言い聞かせて3年。よく辛抱持った方だと思います。
じつは名古屋松坂屋で開かれている中古カメラ掘り出し市に行ってきたんですよね。
そんなところに行けば手を出さないほうがおかしいだろう。というお声も聞こえてきそうですが・・・。
まぁ、よくお世話になっているカメラ屋さんへのあいさつも兼ねて顔を出したわけですよ。
顔出したらやっぱり何か面白そうな物はないかなと物色しないともったいないので(はよ帰れというご指摘はもっとも)ショーケースを見ていたら銀色に輝く鏡筒に「キヤノン 50mm f1.8」のタグが目についたわけです。
やっぱり人生における魔界への入り口はそこかしこにあるんだなとしみじみ思いました。
シルバーの鏡筒に魅せられて
オールドレンズ遊びをやっていると、遅かれ早かれシルバーのレンズに引かれる時があると思っています。
カメラ同様、レンズも真っ黒な物が多い中でシルバーのレンズは目を引きます。
小型軽量のミラーレスカメラによく似合います。
どっかで手を出していただろうシルバーレンズ、性能うんぬんより所有欲を満たしてくれます。
最近のレンズは寄れるレンズが多いのですがこちらのレンズは3.5まで寄れます。
すごいな〜と思って家で試写したんですが、なぜかピントが合わない合わない。
なんでピントが合わないんだと思ってレンズをよく見たら「m」表記ではなく「ft(フィート)」表記・・・。
※「m」表記で3.5ならどんだけ被写体から離れなきゃいけないんだろぅ。勘違いって怖いですね。
つまり最短撮影距離は90cmくらいなんです。
それもそうですよね、このレンズはレンジファインダー用レンズなので近づいて撮ると言う発想そのものがなかった時代のレンズ。
全くそのことを失念して買った次第です。まぁ、こんな単純なミスもオールドレンズ遊びの醍醐味ですよ。
Canon 50mm f1.8を持ち出す
絞り開放f1.8で。
開放でとると背景のボケがざわざわしますね。
まぁ、もとも開放で撮るようなレンズでもないし、自分自身も二段から三段絞るのでこれはお遊びですね。
絞りf4.0にて↓
かなりいい発色するようになったかな。
f4.0まで絞るだけで絵的には破綻がないかなと思います。開放の一枚と見比べるとf4.0まで絞った写真はとてもいい写真を出してくれます。
f8.0で撮る↓
f4.0よりもf8.0の方が好みですね。
モノコートの割に色のりも良いように感じますし、コントラストも悪くはないかな。
開放f1.8にて↓
開放で撮っていても撮影条件次第ではそこまで大きな周辺減光はしないようですね。
絞りF4.0↓
ここからは朝活で写真を撮ってきたものを。(f値は忘れました。)
2枚目と4枚目はわかりませんが1枚目と3枚目は絞り開放で撮ったと思います。
下3枚のうち2枚は絞り開放、3枚目はf4.0で撮影したデータです。
この最短撮影距離3.5ftのレンジファインダー用レンズでしばらく遊べそうですね。
一眼レフ用レンズと比べてアダプターが小さいのが嬉しいので晴れた日にはカバンに入れて時間があれば撮り遊びたいと思います。
では、また。
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