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vol.88 初めての写真展。中編

本日25日から始まったkailunさんの個展について。
開催場所、詳細は↓

期間:2022年5月25日(水)~5月29日(日)
時間:11:00~20:00まで
   ※25日(水)のみ14:00~
場所:大阪市中区伏見町2-2-6 青山ビル
地下鉄堺筋線北浜駅6番出口 徒歩1分


今回はこちらの続き↓

vol.86 初めての写真展。#01|緋色のHiro|note

写真展が今日から開催したということで写真展に出展した作品の裏話的な内容(作品撮影)について書いていこうと思います。

撮影一回目

KailunさんとPENTAX645

令和4年の時代にPENTAX645を持ち出すのが自分という人間です。
cameraがPENTAX645(1984年)ならlensは?となりますよね?
lensはPENTAX-A645 120mm F4 macroにGodoxのマクロリングライトを使用しています。

リングライトの記事はこちらから。

vol.78 GodoxRING72を購入。|hiro-緋色-|note

で、フィルムはポジフィルムのPROVIA100F

この一回目の撮影したポジフィルムを二回目の撮影で使用するので撮影は二
回にわたって行うことになります。

PENTAX645のファインダー内

645の中判で120mmは35mm換算72mmのマクロレンズになるのですが接写するので、ものすごい手振れに気を使います。
なにせ手振れ補正なんていう概念の無い時代のカメラですからね。

横から見るとこんな感じです。
まぁ、実際は等倍なのでもっと近い距離からの撮影でしたけどw

そして、こんな近くで接写した結果がこちら。

スムス手袋を装着してフィルムは触ります

やっぱり中判ポジフィルムは綺麗。

で、このポジフィルムを一枚一枚カットして二回目の撮影に使えるように加工します。

撮影二回目

実はこの時の撮影風景を撮った写真を撮るのを忘れたので、準備中の一枚。

撮影したフィルムを夜なべして
カッターで切って、
OPPフィルムに入れ、
粘着糊が剥がれないように重石で圧着。


準備が整ったところで同じスタジオで今度はEOSR6とストロボを二灯使い撮影したのがこちら。

A1相当サイズの展示作品

貴方が見ている私の表情は本当にあなたが見ている表情、そのままなのか。

笑っているけど内心は怒っている時、悲しんでいる時。
怒っているけど内心は呆れている時、反応を楽しんでいる時。

人の感情は見えている表情よりももっともっと内側は複雑なんだということを表現したくてこの作品を撮りました。


2Lサイズで展示しています

展示会場には今回一回目の撮影で撮ったポジフィルムも展示してあります。

もしお近くに立ち寄られましたら足を運んでくださるとうれしいです。

自分も28日の午後から二日間在廊予定です。

では、また。

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