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【渡米編5】強敵!アメリカ人!LAの空気に感動!

日本から約十時間のフライトを経て、ようやくLAX空港に到着した僕は、飛行機から降りて先に降りた乗客についていよいよLAの景色が見れるとルンルンで歩いていくと何やらゲートがあり、そこで乗客達がたまって渋滞している所にたどり着きました。僕も税関とはパスポートを見せて入国する場所というのはわかっていましたが、列に並んでいると日本語の職員さんが並んでいる観光客に向かって、拡声器で何やら叫んでいるのです。
「日本のみなさん!入国審査の記入はお済ですか?わからない部分は先にみせてください!」
僕は事前に旅行会社HISから入国審査の書き方のプリントをもらい飛行機の中で書いてあるので問題ないだろうと安心して並んでいました。そこから20分も並んでると何やらゲートのところで怖そうな税関職員のアメリカ人にいろんな質問をされてチェックされているのが見えてきました。


そこでは「How long are you staying in …?」や「How long do you intend to stay in …?」など聞かれていて、当時の僕は片言でも英語をしゃべることができないし、聞きとるころなどできるわけない状態であったので、その状況を見た瞬間に一気に不安になりそわそわしていました。そうしていると順番まであと10人ぐらいにまで迫ってまいりました。僕はほかの人の質問や答え方を近くできいて真似しようと耳をダンボにしていました。僕の列の周りの方は日本語も英語もある程度話せる人や税関慣れしている人など多くて余裕な顔していたので僕は列の隣のサラリーマン風の日本人の男の人に「すいません、僕は入国審査初めてなんですけどどんな質問でどんな返しをしたらいいですか?」と聞くとサラリーマン風の男の方は「大丈夫ですよ!彼らは何日止まるの?と何しに来たの?ぐらいしか聞かないのでsightseeingとか言っとけばだいじょうぶですよ!」と親切に教えてもらいました。さらに質問のされ方や言い回しなど細かく指導までしてくれて僕も自信がついて気持ちを落ち着かせ入国審査に挑むことができました。
さていよいよぼくの番がやってきました。僕の担当の職員は坊主の黒人の方でした目があった瞬間に「Next!Next!」と手招きつきで大きい声で呼ばれました。僕は緊張しながら細いゲート前まで歩いて黒人職員の前まで行き、笑顔で対面しました。近くで対面すると黒人職員は目つきも鋭く腕には何やらタトゥーが入っていて何やら怖そうでした。そして緊張の瞬間!
職員「HI!コンニチワ!」とまさかの日本語(笑)僕もすかさず「あっコンニチワ」となぜか片言で返すとすかさず「パスポートミセテ!」とさらに日本語で聞いてくるので僕も安心してパスポートと入国審査書を一緒に渡して見せるとまた「Why are you here?」ときかれましたが油断したところにいきなりの英語クエスチョンにおもわずかたまってしまいアタフタしていると「Why ~are~ you~ here?~」と今度はかなりスローに聞いてくれたんですが僕はそれでも意味が分からずに???ってなっているとはぁ~とため息をついて職員は「リョコウ?シゴト?」と日本語で親切に聞いてくれて僕も「リョコウデス」とまたまたカタコトで答え、ほかにも何回か日本語で質問に答えようやくゲートを通れそうな雰囲気になったところで、入国審査書をみながら最後に質問であろう感じで「Where are you staying?」とそのあと職員はハッとしてすかさず「ホテルドコ?」と聞かれましたが…僕はホテルの名前がわからず分からない感じでジェスチャーしているとさらに「ホテル!ネルトコ!」とちょいイラつきながら強めに聞いてくるのです。どうやら書類にホテルの名前がないことを指摘されていたのですがそんなこととは知らずに「ホテルOK!」とわけわからない返しをしていると、しびれを切らした職員はイライラしながらどこかに電話をしだしなにやら僕を見ながらどこかに相談しているのです。その間に他のゲートでは次々と乗客たちは通過していくのが見えてさすがにトラブってる事に気づき真っ青になっているとゲートの向こうからアジア系のおじさんが歩いてきて僕に「日本人でしょ?」といきなり聞いてきて「はいそうです」と答えると「ホテルどこに予約したの?」と僕は「名前を忘れてしまって…」とすかさず「あーアメリカは厳しいからホテルの名前や止まるところがないと入国できないよ!」ときつめに言われてびっくりしていると「冗談じゃなくて、入国の審査で日本人でも何人も帰らされたりするんだよ」僕は固まってしまってまさかここまできて帰らされるかもと頭真っ白になってると「旅行会社の書類ある?見せて」と半ば強引にぼくの荷物を取り上げて中の書類に目を通すと何枚目かの書類で「ここに書いてあるじゃない!」と怒りながらホテルの名前を黒人職員に伝えてくれて彼は初めてのアメリカでわかってないから許してくれ的な話を伝えてくれて黒人の職員も軽くうなづいて「OK」となりそこで書類にホテルの名前(MIYAKOINHOTEL)を書かされ、ようやく判子みたいなやつをパスポートにバコン!バコン!!と景気よく押してくれて「enjoy」とか何とか言われてようやく念願のゲートを通ることができるようになり時間としてまさかの30分はかかったと思います、後ろを見るとまだまだ長い列に並んでる人達からは白い目でにらまれてました…すかさず逃げるよう汗だくでゲートを通過しました。出てすぐに荷物が流れてくるベルトコンベヤーに向かうと僕のキャリーは何週も回ってたためか床に寝かされて置いてありすぐに見つけることができました。


遅れた時間を取り戻すべく足早に外に向かい歩いていくと看板も全部英語のためうろうろしながらすすんでいくと外の景色が見えてきて門の壁に大きい文字で WelcomとかLOSANGELESの文字を発見し感動したの覚えてます。
門をくぐると待合やホテルのハイヤーなどの出迎えの方がたくさんいてびっくりしました

なんとそこはTVや雑誌で有名人が出てくるときに写真やニュースによくなっている場所で僕も出てから気づいたので思わず「見たことあるっ!」と独り言を叫んでしまいました。しばらくLAX空港のなかを見回していると日本ではなかなか見かけない警官達がスタバで話しながらコーヒー飲んでモーニングしてたりベンチでパソコン開けて忙しそうに仕事しながら電話している白人ビジネスマンをみて感動したものでした。

朝の到着だったためにお腹が空いてましたがいきなりお店に入って注文する勇気もないのでまたゲートに戻り車屋さんで紹介してもらった今日から一日ガイドをたのんだマイケルさんを探しに入国してきた人たちが一望できる場所に向かうといろんなホテルのハイヤーやレンタカーのお出迎えや久々の再開なのか親せき一同集まってる家族までいましたがその中でひと際小さくて髪の毛も薄い一目で日本人とわかるおじさんが僕の名前をローマ字で書いた大きい白い紙を持っていたのです。僕は一瞬で引いてしまいましたが逃げるわけにもいかないので勇気をもって近づいていきました。僕「あのーマイケルさんですか?」おじさん「はい!ぽんさんですか?」
とお互い認識しよろしくおねがいします!と軽くあいさつかわして、では早速いきましょうかとLAX空港から外に出て瞬間に
駐車場へ向かう歩道で心の中で、「おぉーアメリカ初上陸!!!」と叫んでいました(笑)

さてここからいよいよ初めての海外、ロスアンゼルスの旅9日間(すでに機内で1日経過)が始まったわけです。

【次回】念願のダウンタウンLA!!そこで見たものは!!!へ続く


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