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【渡米編4】いざ旅立ちの時 空港チェックインへ 汗

本場アメリカのDJを影響をうけ、再度渡米計画を立てた黒猫DJ!車屋さんに勧められたとおりにベタなガイドブック「地球の歩き方」を参考に旅行計画の準備を進めて会社の社長さんにも9日間も休みをもらい、いよいよ出発を1カ月と直前を迎えたときに、突如、車屋さんからの紹介との事でいきなり国際電話をくれたマイケル氏、LAに行く事がはじめてな僕に1日ガイドを130ドルで引き受けてもらい、キャリーバックには当時のHIPHOPスタイル、オーバーサイズのデニムにスウェットなどのアイテムに当時としては僕の中で大事にしていた一張羅達 となにを心配したのかカップラーメンとお菓子をたくさん詰めて、手荷物のリュックにはなぜか予備の下着とタオルを詰めて準備万端!そしていよいよ出発の日を迎えたのである。
まだ当時はセントレア(中部国際空港)は開港しておらず今はすっかりマイナーになってしまった西春日井郡豊山町にある名古屋空港 (現名古屋飛行場)

※上写真(名古屋空港最後の日の写真 2005/3/14)
※下写真 (2階国際便ロビーからの風景)

に向けて
当初の予定では朝5時頃(かーちゃんに叩き起こしてもらう)起床し、空港には 7時ごろに到着し、チェックインを早めに済ませて10時頃のLAに向けてのフライト前にしばらく食べれなくなる大好きな和食をたべて備える予定でしたが…
実際はと言うと朝から大寝坊6:30起床(かーちゃんも寝坊)して涙ぐみながら準備して格好なんて寝巻きのまんまでそのまま車に飛び乗り高速を飛ばして向かうが、名古屋空港は文字通り名古屋からすぐ本当に近くにあり名古屋高速の中心を通るので朝の7時前からは予想通りの大渋滞。

あの頃の自分の馬鹿さ加減は山盛り馬鹿って感じでした、車の中では泣きそうになりながら時計ばかりみて貧乏ゆすりしてたの今でも鮮明に思い出せます笑笑 
中心街をやっと抜け出したらあとは高速飛ばして15分この時すでに7:30〜
7:45〜空港まで一直線の道に突入して一気にむかうと空港前に多数の民間駐車場がなにもわかってなかった僕はそのまま空港の駐車場に停めるつもりでしたが

※写真は民間駐車場のイメージです。
駐車場の看板に1日最安値!800円から徐々に近づいていくとこの距離で900円、もうここでとめて!1000円、と値上がりしていきながら訴えてきてしまいには空港駐車場1日1800円ですよーとか、空港駐車場大渋滞中でフライト間に合いますか?とか後空港まで残り1キロ!もうここで決めて〜などだんだん僕の心に直接訴えてくる感じに、僕も今から空港駐車場で大渋滞したら間に合わないかも…いろいろ不安になり結局、まんまと民間駐車場さん達にの看板にのせられて空港まで500mの駐車場確か田中駐車場さん(後に私は常連となり毎回使うことになる)
に急遽駐車する事に決めて車を入り口へ入れると多分田中さんだろうと思われる人が出てきて、いきなり「何時のどこ行きのフライト?」ときかれて僕は「10時15分のLAです」と答えると「やっぱりか、急がないとあのカウンターは混むよ」とかなりの空港通にビックリする暇もなく私の荷物をトランクから取り出して送迎のワンボックスカーに投げるように詰め込み、鍵を預けて名刺をもらい、帰りも送迎するから電話してねと言われそのワンボックスカーに私を乗せて急発進!
運転怖かったのとかなり古いワンボックスカーがボロボロなの覚えてます笑車の中で気になってたことを質問してみた「なんで僕がLA行きって聞いてやっぱりそうかってわかったんですか?」
と聞くと、多分田中さんだろう人は車を運転しながら「そりゃ何年もやってるからフライトの時間もわかるし、あなたのそのダボダボの格好に遅刻気味にあせって来ちゃう人多いからLA行きの人に…」

※写真(流行っていたダボダボの服装 2005年ごろまで皆着てました)
とまんまとよくあるパターンの人として扱われてしまった僕ですが、そんな話をしている間に空港内の入ると案の定駐車場には長蛇の車の列ができており、なにも知らずに来てたら間に合わなかったかもしれないと、3キロ先から僕の心を揺さぶってくれた看板達に感謝するのでした。 それでも空港内はそこそこ混んでいてなかなか正面玄関前にはいけない感じで進まないのでちょっと心配になってると、多分田中さんだろう人は「時間ないから、こりゃやるしかないな!」とまさかの急ハンドルに反対車線を逆走し、そのまま正面玄関前まで一気にワープという荒技を披露!もちろん速攻警備員さんが赤いバーを大きく降って止められてましたが、多分田中さんだろう人は、警備員さんに向かって窓から顔だし大声で「この人フライトギリギリだから早く下ろしてあげて!」と伝えると警備員さんも「だったら早く降りて!!」とお互い慣れた感じで私を玄関前で下ろしてくれて早く行けのジェスチャーで送り出してくれました。そしてこの時に私はこれからも田中駐車場にて、多分田中さんだろう人に送迎をたのもうと決意し僕が常連になるきっかけとなったのでした。
ようやく空港内に入ることができ荷物をがらがら引きずってチェックインカウンターへ、その時確か、名古屋からLAまで直行便が何社から出ていて、私はHISで購入した激安チケットのためにブラジルの人たちが国に帰るために一旦ロスアンゼルスへトランジットのためによる飛行機会社確か名前はヴァリグ航空だと思います。
(後に直行便が廃線になるまで3回はのることになる)

チェックインするために各航空会社のカウンターの中からヴァリグ航空を探すが見当たらずイライラしながら探すこと10分めっちゃ分かりにくい場所にありやっとのことでチェックイン完了させて、一安心していたら受付の人に「お客様、時間がありませんのでお早めに税関を通って5番乗り場までお急ぎください」と催促されて、私はチェックインしたらすべてOKだと思っていたので、またそこから廊下を走って税関に、もちろん人で混んでいて長蛇の列ができており、時計を見たらまさかの20分前!一人汗をかいてそわそわしていました。しかも周りの人の持っているチケットをみても同じ飛行機に乗る人が全然いなくてさらに焦る僕を見て空港の職員の人が「お客様、チケットを見せてください。」といきなり声をかけてくれて、言われたとおりにチケットを見せると!職員の顔色が変わり僕の荷物を取り上げて「時間がない、ついてきてください」と僕を引っ張り長蛇の列の外側から横入りするように税関を通してくれて、そのまま航空会社の乗り口までまるでワープのように連れて行ってくれました。そこで時計を見たら出発まで5分前でした…
そのままチケットを確認し、いよいよ飛行機の中へ

中へ入ると自分の飛行機座席番号をチェックして座ることに、席について周りを見るとまだまだ空席が目立つ状態、席空いてるなーと思って座っていると時間になっても飛行機が飛ばないのでおかしいと思っていると、CAの方から説明が、「まだまだお客さんが何名か来てないのでしばらくおまちください」との事、しばらく待っていると飛行機の前からガヤガヤしながらぞろぞろ10人ほどのブラジルの団体の方達が笑いながら入ってきました。まさかと時計を見たらなんと出発予定の15分後…なんという自由!しかも飛行機の乗客(80%は外国人の方)だれも文句も言わない雰囲気にびっくりしたのと同時に僕の朝からの寝坊や渋滞、気持ちの焦りや不安を感じたの心の動揺、空港の職員の人に引っ張ってもらって並んでるほかの人たちを横目に税関までワープさせてもらって汗だくでぎりぎり間に合ったのは何だったんだろうと思ったのでした。

次回 飛行機出発!そしてLA到着!!!

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