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ブログ収益化の参考書"超ネタバレnote"

謝辞

─この超絶怒涛の長文ドキュメントを・・・

✅全てのブログ収益化を目指している方
Webライターの方
✅アフィリエイターとして生活の糧を得ようと思っておられる方
✅そして何か自分の生活を変えていきたいと思われている方

そんなすべての方に捧げます。

そして同様に、この有料ノートの制作に携わってくださった全ての方々に心からの感謝を捧げます。

私信:事前モニターの皆様>「動く点P」の例え話とかして、すみませんでした。

0.はじめに

このノートはブログ初心者の方が、あるいはブログを運用しているが、なかなか思うように進んでいかない!と「つまずきやすいポイント」徹底的に潰すために作られたものです。

いくつかの項目は初心者さん向けの内容なので、すでにブログを運用している方には若干物足りない内容もあるかもしれません。

しかし、後半に進んでいくにつれて外注戦略を含めた実践的な内容が織り込まれているので、十分にご活用いただけると自負しております。

「実践的な内容だって?キミ、そんなの書けるの???」

こんな声が聞こえてまいります(笑)

自己紹介が遅れました。

この有料ノートは「すぎ」がプロデュースするものです。

そして実際の制作は筆者こと・・・

  • Webマーケティング歴20年以上!

  • アフィリエイト歴15年以上!

  • セミナー講師経験多数!



受託でSEO記事の執筆やSEOコンサルティングを法人様から請け負う制作会社「爆笑オヤジギャグ担当」、、、もとい、代表をしております「私」が担当しております。

大丈夫です、怪しいものではありません。

現役で上場企業の公式SEOメディアや、大手法律事務所の公式サイトにて記事を制作しているため、素性を明かすことができません。

ここでよくイケイケなマーケターの方は「ご自身の実績」を示そうとして結構際どいところまでクライアント&会社名を書いちゃったりするのですが、私はそんなことはしません。

内容でご判断いただける自信があるからです。

そして何より・・・守秘義務違反が怖い!ヒィッ!

ところで、時代の流れとともに、メディア制作やWebマーケティングは大きく変わります。

事実として、SEO対策についてはこの10年くらいで大きく潮目が変わりました。

Googleさんのアップデート時期はいったん別として、特に2020年の春先頃から「ごく一部のSEOコンサルタントや現場の最前線で活動しているプロのWebライターさんたち」は、水面下で、かつ大規模にSEO記事の取り組みを変化させてきたという経緯があります。

その変化にいち早く順応出来たメディアが、現在の第一線メディアに進化しているのが現状です。

Webライターさんについても同様に、この変化へ順応出来た方が現在でもご活躍されておられます。

そして、この「大きなSEOの変化」が広く攻略法として知られるようになり、完全に潮流が変わってきたのが2022年頃・・・くらい?かな?と思っていただいて結構です。

(古くからブログメディアやSEOをやられている方は、「やっぱりそうか!」と思っていただけるのではないでしょうか)

・・・その上で、今回志ある10名の方々が事前に全ての内容をチェック&精査し、「もう少し初心者さん向けにこういった内容が欲しい」とか、「ここは難しすぎるからもう少し噛み砕いてほしい」とか、そういった内容もフィックスした内容となります。

「文字数が多ければ良い」というものでは、もちろんありません。

しかしお伝えしたい情報を余すところなく全て詰め込んだところ、このような文字数になってしまいました。

おそらく一息に全ての内容を読むのは不可能です。

そして理解できないと思います。

なぜなら情報が多すぎるからです。

よって、本ノートは、皆様が・・・というより、この文章のこの部分を今お読みの「あなたご自身」が作業をする際、手元に置いて、まるで参考書か何かのようにお使いいただければという想定をしています。

前置きと挨拶、そして結婚式のスピーチと校長先生の挨拶は短い方が良いと昔から言いますので・・・(笑)

それでは早速、本編に入っていきましょう!

I. ブログ立ち上げに必要な知識と手順

早速本編に入っていきましょう。

まず第1章として、ブログ立ち上げに必要な知識と手順をご紹介していきます。

これから初めてブログを立ち上げてビジネスに挑戦していくよ、という方は、この内容をまずご理解いただくのがよろしいでしょう。

そして、すでにブログを運用されている方は、おさらいがてら、この基本的な要素や知識&手順をもう一度押さえていきましょう。

「全然自信があるからパスで!」という方は、第2章以降にブッ飛んで頂いて、全く構いません(笑)。

I-1. ブログ立ち上げに必要な基本的要素

ブログを立ち上げるためには、いくつかの基本的な要素が必要となります。

その中でも特に重要な要素を一つずつ詳しく解説していきましょう。

I-1-1. ドメイン選びのポイントは?.comのほうがいいの?

ドメイン選びは、ブログ立ち上げにおいて非常に重要なポイントとなります。

ブログのドメインはそのブログの"顔"とも言えますから、適切なドメインを選ぶことで、ユーザーにとって覚えやすく、また検索エンジンにとっても評価しやすいブログを作ることができます。

例えば.comのドメインは、世界的に最も認知度が高いドメインであり、信頼性がありますよね。

とはいえ、実際のところドメインの属性で大きくSEO的な変動が見られるものはさほど多くはありません。

例えば、この後ご紹介するような属性型ドメインであったり、法人ドメインと呼ばれる「法人登記を持っていなければ取得することができないドメイン(例えば、co.jpなどがこれにあたります)」がありますが、この辺はやはり、SEOに影響するケースもあります。

ただ、一般的な事例ではないとお考えください。

ここを踏まえ、基本的にユーザー目線で考えて、サイト名として適切なドメインを取るのがよろしいでしょう。

その他、.jpドメインを取ろうとするとかなり高額になってしまったりしますし、もう少し最近の潮流で行くと「.io」といったドメインもありますが、この辺も高いので、最初は特に必要ありません。

I-1-2. 属性型ドメインとは?

属性型ドメインとは、ドメイン名の後につく".com"や".net"などの部分を指します。

これらはドメインの種類を示しており、例えば".com"は商用、".net"はネットワーク関連、".org"は非営利組織を表しています。

属性型ドメインを選ぶ際は、そのドメインが表す意味を理解し、ブログの内容と合致するものを選ぶことが重要となります。

例えば・・・

これからの未来に向かって進んでいく方を応援するメディアで、安いからと言って.xyzを取ってしまうと、何だか雰囲気的に良くないですよね。

「xyz」はもともと「後がない」という意味になったりしますので、こういった部分は気をつけても良いかなと、個人的には思います。

さらに余談ですが、ちょっと前にTwitterでもネタ画像的に提供された「会社の社運をかけたウェブサービスのドメインを.xyzにして、めちゃくちゃ上司が怒っていた」という話が笑い話としてありましたよね。

あれは筆者が知る限りフィクションではなく、ごく一部の会社さんで似たような話があったとかなかったとか・・・

SEO的な観点では問題はないのですが、やはりビジネスのプロジェクトや事業として立ち上げる時には、ドメインの持つ意味合いは考えておきたいところです。

I-1-3. プライバシーポリシー

プライバシーポリシーもめちゃくちゃ重要です。

これはユーザビリティに直結する内容でもありつつ、最終的にはSEOにも大きく影響してきたり、この後ご紹介するようなアフィリエイトプログラムやアドセンスの審査等にも影響してくるケースがあります。

また、最近では各種法令の関係でプライバシーポリシーの設置が必須になりつつありますので、基本的にプライバシーポリシーは入れておくものだと思ってください。

I-1-3-1. なぜ必要なのか?

プライバシーポリシーは、ブログ運営者が訪問者の個人情報をどのように扱うかを明記したもので、訪問者の信頼を得るためには必須の要素となります。

また、上述の通り法律によりプライバシーポリシーの掲載が義務付けられている場合もありますので、必ず作成し、ブログに掲載しましょう。

ここで、また筆者の体験談を少しお話しさせてください。

筆者は以前、ちょうど「国内初の感染者が〇〇で発生し~」と連日ニュースになっていた頃、とある企業様から請け負ってサイトの改築に関する仕事をしたことがあります。

その時、請け負っていた相手の会社はいわゆる物販サイト(※)だったのですが、なぜだか高価格帯の商品だけが売れない、とお悩みでした。

※詳細は伏せますが、イメージ的には「自宅にコレを設置してプチリフォーム!」的な機械を設置工事込で販売しているサイトでした

この時、なぜ売上が立たないのかという部分を解析してみたのですが、どうやらサイト内検索をしたところお客様の動線として「あるページ」を見て、そこで離脱していることが判明したのです。もったいなさすぎです。結論から言うと、このページをちょっと直しただけでCV・CVRともに改善しました。

ちなみに
CV(Conversion)=成約・あるいは成約数そのもの
CVR(Conversion Rate)=成約率

となり、アフィリエイトでもWebライティングでも、とにかくギョーカイ人なら必ず使います。そのくらい頻出単語なので、この際に覚えてしまいましょう。

具体的にどんなページか?と言うと、

特定商取引法に関する記載だとか、プライバシーポリシーだとか、そういった部分を検索しておられるお客様がいたようだということがわかったのです。その辺はページだけ作ってあって、ほぼ内容はありません。空き地みたいなもんです。

そしてフタを開ければプライバシーポリシーも存在せず、免責事項なんかも設置していない、そんなサイトでした。

つまり、高額な商品を購入しようと考えている方が、この会社はまともな会社なのか、また心配なことがある時にどこに連絡すれば良いのか、といった部分をチェックするため、これらのページを探していたのではないか、という仮説ができました。

そこで、私は真っ先にプライバシーポリシーと免責事項、そして特定商取引法に関する表示や返品の規定に関するページを丹念に作り込んで設置するという施策をとりました。

結果、1ヶ月後には今まで売れなかった高額商品がいくつか売れるようになり、そこからリピーターさんがついて、最終的には売り上げが約400%の増加(つまり綺麗に4倍)というハッピーエンドにつながりました。

このように意外と見落としがちなのですが、高額商品になればなるほど、このような部分で結果が変わってくるものです。

特に最近はフリーランスの方やWebメディアを制作される方が増えていますので、どこの誰が運営しているかという情報は、購入者からしても重要と言って良いでしょう。

I-1-3-2. 良い例とそのポイント

良いプライバシーポリシーは、訪問者の個人情報の取り扱いについて明確に説明し、訪問者が安心してブログを利用できるようにするものです。

具体的には、どのような情報を収集し、それをどのように利用し、どのように保護するのかを詳細に記載しましょう。

また、訪問者が自身の情報について問い合わせるための連絡先も明記することが重要です。

I-1-4. 免責事項

個人メディアであまりここまで対策するケースはありませんし、実際問題できるかどうかは別なのですが・・・

しっかりとやるのであれば、可能な限り運営責任者のお名前や連絡先などもここに明記すると、顧客の信頼感はアップすることになります。

ここに関連付随して、サイトの回遊率や長期滞在率が上がっていきますので、そこでSEO的な意味合いを持ってくるケースもあるでしょう。

I-1-4-1. 免責事項の重要性

免責事項は、ご自身のブログが提供する情報やサービスによって生じる可能性のある問題やリスクについて、訪問者に対して明確に伝えるためのものです。

具体的には、利用者がご自身のブログの情報を用いて行動した結果、何らかの損害が発生した場合でも、ご自身の責任を問われないようにするためのものです。

そのため、免責事項の有無は、ご自身のブログ運営におけるリスク管理の一環と言えるでしょう。

一般的に、免責事項はブログのフッター部分やプライバシーポリシーと同じページに記載するのが一般的です。

また、専門的な知識を必要とする情報を提供している場合や、商品を販売している場合など、特に重要性が高まると言えます。

I-1-4-2. 実際の記載例

具体的な免責事項の記載例としては、以下のような内容が考えられます。

「当ブログでは、可能な限り正確な情報を提供するように努めておりますが、その内容の正確性や安全性を保証するものではありません。
当ブログの情報を用いて行う一切の行為は、利用者自身の責任において行っていただくことをお願い申し上げます。
また、当ブログの情報の利用により生じた損害等について、一切の責任を負いかねますのでご了承ください。」

このように、自分自身の責任範囲を明確にすることで、問題が発生した際のトラブルを未然に防ぐことが可能ですよ。

以上のような観点から、免責事項の記載はブログ運営における重要な要素と言えるでしょう。

ただし、運用するメディアによっては、この紋切り(=テンプレートのように毎回同じ)型の免責事項では一部の情報が不足する可能性もあります。

必ずご自身が納得のいく免責事項を設置するようにしてください。

↑これも免責事項ですね(笑)

I-1-5. 問い合わせページ

ブログ運営においても非常に重要な要素の一つが「問い合わせページ」です。

訪問者がご自身のブログに興味を持ち、何かを問い合わせたいと考えた時、その道筋を示すのがこの問い合わせページなのです。

また、アフィリエイトビジネスにおいては広告主や取引先とのコミュニケーションツールとしても機能します。

そのため、問い合わせページの設定は適切に行い、訪問者がスムーズに連絡を取れるようにすることが求められます。

ただし、獲得したいからと言って嘘800を並べ立てるのは絶対に行わないようにしましょう。

サイトの信頼性が損なわれるばかりでなく、炎上リスクもありますし、何よりもASP側でこの事態を察知すると成果取り消しになったり、広告提携が停止される可能性もあるからです。

例えば、明らかにLL~4Lサイズくらいの服を着ているマッチョな男性がサイトで「小花柄」のAラインワンピースを売っているとして、問い合わせがあった時に「私も3着持ってます~!♡」とか言っちゃうと、明らかな嘘となりますので注意してください(笑)

・・・余談が連続して恐縮ですが、筆者の事業では、受託でWebライティングを請け負うことが多々あります。

そこで「エアレビュー」などと言って架空のレビューをさせたり、あるいはWebメディア運用「代行」という形で問い合わせに対し嘘800を並べ立てて訴求させるような会社さんも、残念ながら複数件、私の観測範囲内では確認されております。

私は経営している系列全社においてポリシーに従い、こうした案件は全てお断りさせていただいているのですが・・・このような事例も多く、今後ますます対策が進んでいく可能性はあると言って過言ではありません。

I-1-5-1. お問い合わせページにあるべき内容

お問い合わせページには何を記載すべきか、まず基本的な要素から見ていきましょう。

それは、訪問者が問い合わせるための手段となる「お問い合わせフォーム」の存在です。

訪問者が気軽に問い合わせを行えるよう、必要最低限の項目を設けることが大切です。

例えば、

  • 名前

  • メールアドレス

  • 問い合わせ内容

などです。

また、返信に時間がかかる場合や休業日の案内など、問い合わせをした訪問者に対する配慮も忘れずに記載しましょう。

そして時たま、お客さんの情報を正確に取り寄せたいと考えた会社さんが住所、氏名、電話番号、メールアドレス、メールアドレスその2、果ては緊急連絡先の電話番号であったり、詳細を400文字以上の文章で書かせるようなケースがありますが・・・これは悪手中の悪手と言わざるを得ません。

なぜなら、購入者の方々が興味を持ち問い合わせをするというところで、そもそも閲覧者の方の時間を取っている状況ですし、一般的には30秒から1分程度で手軽に問い合わせができなければ離脱されてしまう可能性が高いのです。

I-1-5-2. お問い合わせフォームの設定方法(Contact Form7使用)

お問い合わせフォームの設定方法については、WordPressを使用している場合であれば便利なプラグインContact Form7の使用をお勧めします。

このプラグインを使用すれば、コードを書くことなく手軽にお問い合わせフォームを設置することができます。

まずはプラグインをインストールし、新規のフォームを作成します。

そこで名前、メールアドレス、問い合わせ内容などの項目を設定し、最後に作成したフォームのショートコードを問い合わせページに貼り付けるだけです。

詳細はスペースの関係上割愛しますが、世界的に知られている有名プラグインであることが手伝って、カスタマイズに関する知見も検索すると大量に出てきます。

例えば、転送先のメールアドレスを複数指定できたり、スパム防止で特定のキーワードや文字列が入っているものはフィルタリングしたり、そもそも問い合わせボタンが押せないようにするなど、様々なカスタマイズが可能です。

I-1-5-3. 問い合わせへの対応フローはどうあるべき?

最近はIS(インサイドセールス)という考え方も大手企業で続々と採用されているとおり、問い合わせが来た際の対応フローも重要なポイントです。

特に個人メディア・小規模メディアならなおさら。

訪問者からの問い合わせは、その人がご自身のブログに興味を持ってくれている証拠であり、完全な見込み客といえるのです。

迅速かつ丁寧な対応を心がけることで、訪問者の信頼を得ることができ、成約にも繋がっていきます。

最も望ましいのは、やはり問い合わせを受信してから1時間以内程度での詳細な返信ですが、なかなか副業の場合はこれが難しいケースもあるでしょう。

そういった場合には、自動返信でどのくらいで対応できるかという内容や、どうしても対応が難しい場合は一言でも構いませんし、定型文でも構いませんので、今はどうしても対応できないので〇〇日以内に返信するといった内容を一旦返しておくといった対応が求められます。

また、問い合わせが多くなった場合には、よくある質問(FAQ)を作成し、ページ上部に掲載することで問い合わせの数を減らす工夫も必要です。

ちなみにこれはプチテクニックとなりますが、よくある質問も単純に掲載するのではなく「お客様の声から生まれたよくある質問」

だとか、

「実際に多く来ているお問い合わせ」

という内容を指し示すことによって、メディアや事業に人気(ひとけ)がある感じを出すことができます。

特に日本人は売れ線だとか行列に弱いという傾向があるため、この部分はやはり活用していきたいところです。

訪問者からの信頼を得るためにも、このページの設定は適切に行いましょう。

その一方で、問い合わせの対応に追われるあまり本来のブログ運営がおろそかにならないよう、バランスを保つことも大切です。

全体的に無理なく継続できる範囲で対応を進めていくことが、ブログ運営の長期化に繋がります。

問い合わせページの設定から問い合わせ対応まで、全てを自分自身で行うのではなく、必要に応じて外部のサービスを利用することも視野に入れておきましょう。

I-1-6. カテゴリについて

ブログにおいて、記事の管理や検索効率を上げるために重要な役割を果たすのがカテゴリです。

よくブログメディアのトップに掲載されているヘッダーメニュー、またはグローバルメニューと呼ばれる部分には、旅行やグルメ、雑記などが含まれていることがあります。

これは大まかなカテゴリーと考えていただいて構いません。

中には、サブカテゴリーやタグをヘッダーメニューに設置している上級者もいますが、多くのブログはこうしたメニューにカテゴリーを掲載しています。

I-1-6-1. カテゴリとは?

では、具体的にカテゴリとは何なのでしょうか。

カテゴリとは、ブログの記事を分類するためのラベルのことを指します。

例えば、「旅行」、「グルメ」、「ビジネス」など、記事の内容に合わせて分類されることで、訪問者が興味のある記事を簡単に見つけられるようになります。

I-1-6-2. カテゴリの分け方はどうあるべき?

次に、カテゴリの分け方についてですが、これはブログのテーマや訪問者のニーズによって変わります。

ただし、一般的には、あまり細かく分けすぎると逆に訪問者が混乱してしまうため、5~多くとも10程度のカテゴリに分けることが推奨されます。

また、各カテゴリには必ず記事が含まれていることが大切で、空のカテゴリは訪問者にとって混乱の元となります。(あと404エラーがSEOにとって打撃となります)

一方で、記事の数が多すぎるカテゴリも、訪問者が目的の記事を見つけるのに時間がかかってしまうため、適度なバランスが求められます。

I-1-6-3. カテゴリとタグとの違いは?

そして、カテゴリと似た概念として「タグ」がありますが、これはカテゴリと何が違うのでしょうか。

カテゴリは記事の大まかな分類を示すもので、一つの記事につき一つまたは複数選ぶことができます。

一方、タグは記事の細かなキーワードを示し、一つの記事に対して複数設定することができます。

例えば、「旅行」カテゴリの記事に対して、「海外旅行」、「バックパッカー」、「格安チケット」など、訪問者が検索する可能性のあるキーワードをタグとして設定することで、記事の検索効率を上げることができます。

カテゴリは、訪問者にとって記事を探しやすくするだけでなく、ブログの運営者にとっても記事の管理を容易にする重要な機能です。

※例えば、実践的な方法としては、カテゴリではなく、タグ単位でこの広告を掲載するようにというウィジェットを設定してあげることで、カテゴリを横断してより細かい話題に沿った広告展開が可能となります。

タグやカテゴリは左側のメニューの投稿→カテゴリ/タグから設定可能。

ウィジェットは、ウェブサイトに追加できる小さなツールやプログラムのことを指します。

ウィジェットを利用することで、簡単にタグ単位や話題に沿った広告掲載が可能です。

適切なカテゴリの設定と管理は、ブログの利便性とユーザビリティを高め、結果的に訪問者の満足度を向上させることに繋がります。

ブログ立ち上げの際は、ぜひこのポイントを意識してカテゴリを設定してみてください。

I-1-7. インデックスの理解

ウェブマーケティングの一部として、検索エンジンの仕組みを理解することは重要です。

その中でも「インデックス」という言葉は、特に覚えておくべきです。

インデックスとは、検索エンジンがウェブ上の情報を収集し、それを検索結果に反映させるためのデータベースのことを指します。

ご自身のブログが検索エンジンによってインデックスされると、そのブログは検索結果に表示される可能性があります。

そのため、ブログの立ち上げと運営において、インデックスの理解とそれに関連する知識は必須となるのです。

I-1-7-1. サーチコンソールで行えるURL検査(旧Fetch as Google)とは?

Googleの提供するサーチコンソールは、ウェブマスターにとって非常に有用なツールです。

特にURL検査機能は、ご自身のウェブサイトがどのようにGoogleに認識され、インデックスされているかを確認するために利用します。

具体的には、URL検査を行うと、そのページがGoogleによってクロールされているか、エラーが存在するか、そのページが最終的にGoogleの検索結果にどのように表示されるかなどを確認することができます。

これによって、サイトの健全性を維持し、検索エンジンによるインデックスをスムーズに進めることが可能となります。

というか、もう少しぶっちゃけて言ってしまうと・・・

優先的にGoogleさんの審査対象にしてもらうことができ、インデックスの申請を行うことは、プロのSEOメディア構築業者さんでも必須事項として必ず行います。

(よくある業者さんの管理スプレッドシートにもだいたい「インデックス登録」とか「インデックス申請」という欄があり、ここに担当者とインデックス申請日時が入るイメージです)

また、状況によってはインデックスの審査に通過することができず、「インデックス未登録・クロール済み」という項目分けになってしまうケースもあります。

この場合は、コンテンツの独自性が低いだとか、文字数が足りないであるとか、そういった部分の問題があると考えられます。

個別の事情や理由についてはもちろん教えてもらえませんが、ある程度あたりをつけて改善していくことが必要となるでしょう。

I-1-7-2. クローラーの仕組み

クローラーとは、ウェブ上の情報を収集するためのプログラムのことを指します。

Googleのクローラー「Googlebot」は、ウェブ上を巡回し、新しい情報や更新情報を見つけてインデックスに追加します。

しかし、クローラーが全てのウェブページをクロールするわけではありません。

例えば、ウェブマスターがrobots.txtファイルでクロールを禁止したページや、検索エンジンにとって価値が低いと判断されたページはクロールされません。

そのため、自身のウェブサイトが適切にクロールされ、インデックスされるようにするためには、クローラーの仕組みを理解し、その適切な対応が必要となります。

クローラーの解説

I-1-7-3. サイトのインデックスを早める方法はある?

サイトのインデックスを早めるためには、他にもいくつかの方法があります。

まず、サイトマップを作成し、それをサーチコンソールに登録することが挙げられます。(最終章の実践編で詳説しています)

サイトマップは、ウェブサイトの全てのページを一覧にしたもので、これによりクローラーはサイト内のページを効率的にクロールすることができます。

また、新しいコンテンツを追加した際には、それをサーチコンソールで手動でインデックスに登録することも可能です。これが先ほどのインデックス申請ですね。

さらに、他のウェブサイトからの被リンク(別名:バックリンク)を増やすことも有効です。

これらのリンクはクローラーの巡回ルートとなり、サイトの認知度を高め、インデックスの速度を向上させます。

ただし、被リンクは質が重要であり、関連性の高い信頼できるサイトからのリンクが望ましいという点を忘れないでください。

これはまた、どういうことか?という意見もあると思うので、図解にしてみました。(あくまでもザックリとした概念を示すものであり、厳密には多少異なります)

I-1-8. 記事アップの初期戦略はどうあるべき?

ブログメディアを構築するにあたって重要なポイントになってくるのが、記事のアップロードを行うことにおける戦略です。

特に初期の段階では、初期戦略をきちんと練り上げていかないと、迷走してしまったり、場合によってはSEO的にうまく結果が出てこないケースもあります。

初心者の方がつまずくのは、だいたいこの辺りのポイントと言って良いでしょう。

それでは、どのように初期戦略を構築していくべきかについて詳しく見ていきます。

I-1-8-1. コンテンツプランニングの重要性

ご自身がブログを運営する上で、まず考えるべきはコンテンツプランニングの重要性です。

コンテンツプランニングとは、ブログ記事の内容を計画すること、その計画に基づいて記事を作成し、読者に提供することを指します。

成功するブログ運営において、このコンテンツプランニングは欠かせない要素であると言えます。

なぜなら、記事の内容やテーマ、ターゲット読者を明確にすることで、ブログが一貫性を持ち、読者が興味を持つ内容を提供することが可能となるからです。

また、計画的に記事を作成することで、記事の品質を一定に保つことも可能となりますよね。例えば基本ルールの制定などがこれにあたります。

これは、読者にとって安定した情報提供ができることを意味し、結果として信頼性やブランドイメージを高めることにつながります。

したがって、コンテンツプランニングはブログ運営の成功に対する重要な要素と言えるでしょう。

なお・・・

もうちょっと上級者になってくると、よくある吹き出しコンテンツなどを使って、サイトの運営者にキャラクター設定を行い、ブランディングしていくという方法も取れます。

しかし、最初からキャラ設定を行うと、まるで「80巻ぐらいの長期連載になってきた時の漫画が連載初期と比べて作風がガラッと変わってしまった」みたいな現象が起きたりするので、後から更新作業が面倒となります。

これについては、よっぽどビジネスとして多くの制作陣が関わるメディアであれば問題はありませんが、個人ベースで行う場合には最初はキャラクター設定をしないでおく、というのも一つの戦略だとお考えください。

I-1-8-2. YMYLと広告ガイドライン

次に、YMYLと広告ガイドラインについて説明します。

これらはブログ記事の作成において、重要な考慮事項となります。

聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。

SEO屋さんや医療関係のメディア関係者がめちゃくちゃ恐れているものの一つです。

YMYLはここ数年になって出てきた新しい概念や取り組みの一つであり、きちんと理解しておかないと、どれだけ記事をアップロードしてもSEO的に上位表示されないといったリスクがあります。

I-1-8-2-1. そもそもYMYLとは?

YMYLとは、"Your Money or Your Life"の略で、直訳すると「ご自身のお金またはご自身の人生」を意味します。

これは、ご自身のお金や生活に大きな影響を与える可能性のある情報を指す言葉です。

例えば、健康や金融に関する情報などが該当します。

YMYL(Your Money or Your Life)に該当するジャンルを以下の表にまとめました。

具体的には、日本国内でいわゆる激戦区と呼ばれるジャンルのほとんどがこれに該当します。

例えばお金ジャンルであればカードローンやキャッシング、クレジットカードなどが該当します。

そして、健康ジャンルになれば病気の治療やサプリメント、美容関係の商材などがこれに該当します。

今やYMYLや薬機法関係に準拠して記事を書けるライターさんやブロガーさんはめちゃくちゃ貴重な存在となってきている、という話は、決して「マユツバもの」ではないのです。

具体的には

「このサプリメントを飲むことで膝の関節がスムーズに動くようになった」

とか、

「審査がめちゃくちゃゆるいキャッシングランキング!」

だとか、そういった掲載は一発アウトとお考えください。

(ランキング表記も根拠が薄いので基本的にアウトです)

この他にも、医療広告ガイドラインであったり、薬機法に関する基準があるため、このジャンルは非常に難易度が高いと思っていただく必要があります。

それだけYMYLの情報は読者にとって重要な情報であるため、その情報の信頼性や正確性は非常に重要となります。

したがって、YMYLの情報を扱うブログ記事を作成する際には、その情報の信頼性や正確性を確保することが求められます。

またこのYMYLの概念は当然ながらGoogleの検索アルゴリズムにも影響を与え、信頼性や正確性の高い情報を提供するサイトが高い評価を受けることにつながります。

したがって、YMYLの情報を扱うブログ運営者にとって、その情報の信頼性や正確性を確保することは、ブログの評価を高め成功につなげるための重要な要素となるでしょう。

以上「YMYLよもやま話」でした。

I-1-8-2-2. ブログの方向性(雑記・特化・超特化・トレンドの定義)

この章では、ブログの方向性について深掘りしていきます。

ブログを始める際、何をテーマにしてどのような記事を書くかは、非常に重要な要素となります。

そのブログの方向性は大きく、4つに分けることができます。

すなわち「雑記」「特化」「超特化」「トレンド」

それぞれの特徴と定義をご紹介していきましょう。

I-1-8-2-2-1. 雑記

まず、「雑記」についてです。

雑記ブログは、その名の通り、様々な話題を取り扱うブログのことを指します。

特定のテーマにとらわれず、自分が興味を持ったことや日常の出来事などを自由に書き綴ることが可能です。

雑記ブログの魅力は、その自由度の高さにあります。

何でも書けるからこそ、幅広い読者層にアピールすることが可能となります。

ちなみに、ファンがつきやすいという傾向が最も強いのも、こちらのジャンルのいいところです。

I-1-8-2-2-2. 特化

次に、「特化」について説明します。

特化ブログは、特定のテーマやジャンルに絞って記事を書くブログのことを言います。

例えば、「旅行」や「料理」、「ビジネス」など、一つのテーマにフォーカスを当てて情報を発信します。

特化ブログの特徴は、その専門性にあります。

深く掘り下げた情報を提供することで、その分野に興味を持つ読者からの信頼を獲得することができます。

特に1つのジャンルにご知見があるブロガーさんであれば、バチバチと記事を入れていくことで、読者にとって有益な情報を提供し続けられるでしょう。

また、こうした人が紹介している商品であれば、権威性がつき、成約率の向上にも寄与すると考えられます。

I-1-8-2-2-3. 超特化

次に、「超特化」について見てみましょう。

超特化ブログとは、特化ブログをさらに絞り込んだブログのことです。

例えば、「旅行」をテーマにする特化ブログの中で、「ヨーロッパの古城巡り」や「日本の秘湯を巡る」など、さらに細かいテーマに絞り込んだものが超特化ブログとなります。

超特化ブログの強みは、その独自性と深い情報量です。

限られたテーマについて深く掘り下げることで、他では得られない価値ある情報を提供することが可能です。

超特化ジャンルまでたどり着くと、ほぼほぼ「1次情報」と言ってネット上にない情報を新規に提供することができるというのが一つのレベルの基準となります。

例えば、海外のとある小国や日本とさほど接点のない国をめちゃくちゃ回った経験のある方であったり、何だったらもう「そこに5年ぐらい住んでいました」という情報については、ほぼほぼネット上に存在しない一次情報であり、こうした情報をまとめて集中的に掲載していくメディアは、超特化ブログとなるでしょう。

雑記ブログや通常のジャンル特化ブログと異なり、記事数をさほど多くしなくとも、1つのメディアとして完成しやすいという傾向があるため、百科事典を作るようなイメージで運用されるのがよろしいでしょう。

I-1-8-2-2-4. トレンド

最後に、「トレンド」について解説します。

トレンドブログは、流行りの話題や注目のニュースなど、時事的な内容を取り扱うブログのことを指します。

最新の情報をいち早くキャッチし、読者に提供することが求められます。

トレンドブログの特徴は、そのタイムリーさと話題性にあります。

流行りの話題を取り扱うことで、多くの人々の関心を引きつけることができます。

ところで・・・少し前に、ブロガーさん向けの有料スクールだとか、ウルトラ高額な有料商材などで絶対に稼げて月100万も夢じゃない!みたいなお題目付きで、この方法が出回ったことがあります。

そして、ここは誤解しないでいただきたいのですが、私はこの考え方を否定するものでは一切ありません。

確かに、トレンドブログは情報の速報性があればそれだけ一次情報になりやすく、Googleのインデックスや上位表示も、文章力・企画力を問わず上がりやすいという可能性が高いため、初心者さんには確かに向いています。成功体験がしやすいですからね。

またアドセンスを組み合わせるといった方法で、訴求力に自信がない方でも収益を上げられる座組の一つではあります。

ただし、頻回な更新が必要であることはもちろん、SEOのみならず、SNS集客も行わなくてはならないなど、じっくりと取り組む特化ブログのようなSEOとはまた異なる苦労ポイントがあるため、取り組む人を選ぶような話でもあったりします。

・・・なお筆者が知る限り、大手企業さんでも、こうしたトレンドブログを企業の名前を出さずに、いわゆる覆面ブロガーという形で運営しているケースがあります。

こうしたメディアを複数保有しておいて、訴求したいものやSEOを強化したいメディアが出てきたら、そこから発リンクするといった目的で使われます。

また、この手のトレンドブログは、RSSと言ってネット上のブログ記事が更新されたり、あるいはSNSアカウントのうち特定のアカウントが情報を発信した瞬間に「メールや各種チャットツールへ自動的に通知を飛ばす」ことで、記事の制作スキームを簡略化することができたりします。

圧倒的に効率化が図れるものでもあるため、自動化に取り組んでいる方も多くいらっしゃいます。

その反面、例えば大きな事件や災害など、また芸能人の訃報に関するものなど、一部ジャンルにおいて「数字は取れるが、扱ってしまうと人としてどうなんだろう」という話もあったり、場合によっては名誉毀損等で、トレンドブログを書いた結果、訴訟を起こされてしまうという事例も多発しています。

実を申せば・・・・

筆者のような立ち位置にいると大なり小なり、ほぼ毎日「トレンドにすると間違いなく数万PVは取れるだろう」という特ダネや速報情報が入ってきます。

チャットツールしかり、知り合いの社長さんからの電話しかり、スタッフたちが独自に受けた連絡の報告(エスカレーション)だったりと、経路は様々です。

これについても本当であれば、トレンドブログにすればよいのでしょうが・・・

ジャンル的にはその記事をアップロードすることで誰かが傷ついたり、必ずしも正確な情報を公開することができないなどのリスクがあり、現在、私の経営する系列各社ではこうした情報の取り扱いは厳しくルールを定めています。

かといって何でもかんでも「トレンドブログなんて危ないからやるんじゃない!」という話ではないのですが、トレンドブログ=週刊誌の編集部と同じような覚悟を持って行わないと、それなりにリスクがあるということはご承知おきいただきたいのです。

実際にトレンドブログの配信者やその公式SNSアカウントについて発信者情報開示請求がなされ、最終的にトレンドブログで間違った情報を発信したということで民事裁判になってしまった事例も、表に出ていないだけでたくさんあります。

ネット上でこうした情報が出てこないのは、ひとえに弁護士さんが介入するなどして「本件事案については今後双方が一切口外しないものとする」という示談条件を定めているのが一般的とお考えください。

ということで運用にあたっては、取り扱う記事のジャンルやテーマを事前にきちんと決めておく必要もありそうです。

それぞれの特性を理解し、自分のブログに最適な方向性を見つけてみてください。

I-1-8-2-3. 各方向性のメリット・デメリット

では各ブログの方向性によるメリットとデメリットを考えてみましょう。

ブログの方向性を選ぶことは、自身のウェブマーケティングの戦略を決定づける重要な要素となります。

各方向性のメリットデメリットの表

I-1-8-2-3-1. 雑記のメリット

雑記ブログの最大のメリットは、その自由度の高さです。

自分が感じたこと、考えたことをストレスなく書き連ねることができます。

これが共感を呼ぶこともたくさんあります。

また、多岐に渡るトピックを扱うことで、幅広い読者層を引きつけることが可能となります。

さらに、SEO対策の一環としても有効で、様々なキーワードを網羅することで、多角的なアクセスを獲得するチャンスが広がるでしょう。

I-1-8-2-3-2. 雑記のデメリット

しかし、雑記ブログの自由度が高い反面、そのデメリットも無視できません。

トピックが広範囲に及ぶため、一貫性のあるブランドイメージを作り出すことが難しくなります。

また、特定のニーズを満たすコンテンツを提供することが難しいため、リピーターを増やすことも難易度が高くなります。

まとめると「カリスマ性」が必要です。

I-1-8-2-3-3. 特化のメリット

次に、特化ブログのメリットです。

特化ブログは、特定のテーマや分野に焦点を絞ったブログで、その分野に深い知識や情報を持つ読者を引きつけることができます。

その結果、高いエンゲージメントを生み出し、ブランドの信頼性や権威性を築くのに有効です。

まとめると「詳しくやればやるほど客がつく」です。

I-1-8-2-3-4. 特化のデメリット

一方で、特化ブログのデメリットとしては、その範囲が狭いことが挙げられます。

特定のテーマに限定されるため、読者層が限られ、広範囲な読者にアピールするのが難しいです。

また、特定の分野に深く掘り下げる必要があるため、そのテーマについての知識や情報を常に更新し続けることが求められます。

これは、情報収集や記事作成に相応の労力を要するということを意味します。

I-1-8-2-3-5. 超特化のメリット

超特化したブログの最大のメリットは、その類まれなる独自性にあります。

一般的なテーマを扱う多くのブログとは異なり、超特化ブログは特定のニッチな分野に深く踏み込むことで、その分野に精通した読者からの信頼を獲得できるのです。

これにより、特定の商品やサービスに対する高いコンバージョン率を期待できるでしょう。

例えばめちゃくちゃ古い話で恐縮ですが、実例を一席ご披露しますね。

以前、PC98-21というNECが出しているパソコンシリーズの中が存在し、そのなかにLavie(初代)というノートパソコンがありました。

そしてこのノートパソコンには、今はもう使われていない言葉ですが「ハイバーネーション機能」というものがありました。

このハイパーネーション機能の設定がおかしくなってしまい、起動しなくなってしまったという事例が「仮に」あったとして、、、

※諸般の事情で多少、キーワードをボカしています

この対処法を詳しくまとめ、結論として「機種の交換しかないから、中古の初代Lavieを購入すると良いですよ。販売サイトはこちらです」といった訴求があれば、まず間違いなく記事にたどり着いたお困りの読者は、そのホームページを閲覧することでしょう。

そして、かなり高い確率で金額さえ見合えば、購入に至ると考えられます。

このように、極めて狭い商圏に対して、どんずばりの読者が獲得できると、高い成約率が期待できます。

また、SEO対策の観点からも、一般的なキーワードではなく、特化したキーワードで上位表示を目指すことが可能となります。

(先ほどの話でいけば、普通に考えて令和のご時世に「PC9821 Lavie ハイバーネーション」で検索する人など、果たして何人いるでしょう!)

結果として、より多くの読者を獲得し、高い利益を上げることが可能となるでしょう。

I-1-8-2-3-6. 超特化のデメリット

一方、超特化したブログのデメリットも無視できません。

まず一つ目は、限られた読者層からしかアクセスを得られないという問題です。

一般的なテーマを扱うブログに比べて読者層が狭まるため、アクセス数が伸び悩む可能性があるのです。

また、特化した内容を続けて提供するためには、そのテーマに関する深い知識と情報収集能力が求められます。

これらが欠けると、読者からの信頼を失う恐れもあります。

I-1-8-2-3-7. トレンドのメリット

さてトレンドを取り入れたブログのメリットは、その時期に合わせて多くの人々の興味を引くことができる点にあります。

最新の話題やトレンドをいち早くキャッチし、それを記事にすることで、読者の興味を引きつけ、サイトへの訪問者を増やすことが可能となります。

また、旬の話題を取り上げることで、SNSなどでのシェアが増え、ブログの知名度を上げることも期待できるでしょう。

I-1-8-2-3-8. トレンドのデメリット

むろん、トレンドに依存したブログにはデメリットも存在します。

その一つが、トレンドが変わると内容が古くなり、長期的な読者獲得が難しくなるという問題です。

また、多くのブロガーが同じトレンドに飛びつくため、競合が増え、目立つことが難しくなる可能性もあります。

さらに、トレンドに敏感である必要があるため、常に最新の情報を追いかける必要があり、それは一定の労力を必要とするでしょう。

しかし、それが簡単なことであるとは言えません。

そこで今回は、ブログのネタ切れにならない方法をお伝えします。

I-1-8-2-4. ネタ切れにならないために

ブログのネタ切れにならないためには、アイディア出しやネタ切れにならないような仕組みが重要になります。

ここでは、アイディア出しのテクニックや、ラグビーワールドカップ2023の取り組みを例にしたネタ切れを起こさないためのテクニックについて、みていきましょう。

I-1-8-2-4-1. アイディア出しのテクニック

アイディア出しのテクニックとしては、まず一つ目に「関連性のあるトピックの洗い出し」が挙げられます。

これは、既に書いた記事の中から関連性のあるトピックを見つけ出し、それを基に新たな記事を作成するという方法です。

例えば、「アフィリエイトビジネスの始め方」について書いた場合、その延長線上で「アフィリエイトビジネスの成功例」や「アフィリエイトビジネスで注意すべきポイント」などの記事を作成することができます。

横展開ですね。

また、二つ目に「ブレインストーミング」を行うことも有効です。

一人で思考を巡らせるだけでなく、他の人と一緒にアイディアを出し合うことで、自分一人では思いつかなかった新しい視点やトピックを見つけることができるでしょう。

最後に、三つ目に「常に新しい情報を取り入れる」ことが挙げられます。

新聞やインターネットのニュース、SNSなどで日々新しい情報を取り入れることで、最新のトレンドや話題を掴むことができます。

これらの情報を元に新たな記事を作成することで、ネタ切れを防ぐことができるでしょう。

I-1-8-2-4-2. ラグビーワールドカップ2023の取り組み例

例えば、近年の大きなスポーツイベントである「ラグビーワールドカップ2023」。

このイベントに関連する情報を日々更新し、それに関する様々な視点から記事を書くことで、ネタ切れに悩むことなくブログを運営することができるでしょう。

具体的には、試合結果の報告や選手のインタビュー、試合の見どころ、日本代表の戦略など、様々な角度から記事を書くことが可能ですし、書けば書くだけ疑問も湧いてきます。それを調べて記事にするのです。

あなたが調べた「知らなかったこと」は同様に「誰かの知らないこと」なのです。

また、ラグビーに詳しくない読者に向けての「ラグビーの基本ルール」「見るポイント」などの解説記事も考えられます。

これらの記事は、ラグビーワールドカップ2023が開催されている間だけでなく、その前後も引き続き読まれる可能性が高いと言えます。

つまり、一つのイベントを取り上げることで長期的にネタを提供することができるのです。

これらの方法を上手く活用し、ブログ運営を楽しみながら、読者にとって価値のある情報を提供していきましょう。

大げさでなく、ネタ切れはブログ運営者の最大の敵です。

しかし、これらのテクニックを活用すれば、ネタ切れとは無縁のブログ運営が可能となるでしょう。

I-1-8-3. 商標ページの作成について

ウェブマーケティングの世界において、一つの商標ジャンルに対して特化したページを作成することは、非常に効果的な戦略となることでしょう。

本章では、その商標ページ作成について、具体的な手法とポイントを詳しく解説していきます。

I-1-8-3-1. 商標記事とは?

商標記事というのは、商品やサービスについて個別に詳述した記事のことを指します。

一般的には、特定のカテゴリーや業界に焦点を当て、その中に存在する様々な商標について、それぞれの特性や特徴を具体的に紹介していくスタイルの記事を指します。

例えば、東京都内のカフェに関する商標記事といった場合、ドトールやタリーズ、スターバックスなど、様々なカフェブランドについて一つ一つ「片っ端から」同様の構成で記事を作成していくという方法が一般的です。

その際、商標記事の作成にあたっては、一貫したフォーマットやテンプレートを用いることで、情報の統一性を保ちつつ、読者にとってわかりやすい情報提供を心がけることが重要でしょう。

ついでに制作も簡略化出来ます。

I-1-8-3-2. 商標ページ作成のステップ

商標ページの作成は、慎重なリサーチと構成の策定が求められる作業です。

その第一歩として、共通の構成を作ることが必要です。

これは全ての商標記事における共通の骨格となる部分で、見出しの形式や、どのような情報を提供するか、どの順番で情報を配置するかなどを決定します。

一貫性のある形式を保つことで、読者に対して一定の品質の記事を提供することができます。

共通の構成を作ったら、次に各商標についてリサーチを行います。

商標についての基本的な情報はもちろん、その商標が提供する商品やサービス、特徴、評価など、読者が知りたいと思うであろう情報を集めます。

ここで重要なのは、ただ情報を集めるだけでなく、その商標が何を表しているのか、どんな価値を提供しているのかを理解することです。
比較表もテンプレートでよいので、入れましょう。

そして最後に、リサーチした情報を元に記事を書きます。

共通の構成に沿って情報を整理し、読者が理解しやすいように表現します。

記事は情報提供だけでなく、その商標の魅力を伝える役割も果たすため、情報だけでなく感情や体験も伝えることが重要となります。

また、最後のH2見出しはぜひ「よくある質問」にしてください。

ここについては、最近のSEOの潮流からしてまず間違いなく効果的であり、さらに初心者の方でも簡単に取り組める構成となっています。

プロのSEOメディア編集プロダクションなんかでも、構成の最後に移行したよくある質問をあえて入れることがよくあります。

また、もう少し突き詰めていくと、このよくある質問については、JSONという専門的なプログラム上の形式を使った構造化データにしてしまうという方法もあるのですが、ここは技術的すぎるので一旦割愛します。

これを抜きにしても十分効果を出すことができますよ。

気になる方は、「よくある質問 構造化データ」などで検索してみてください。

もしくは、すぎまでお問い合わせください。

このように、商標ページの作成は一貫性のある構成作り、徹底したリサーチ、そして情報と「感情(ここ重要!!!)」を織り交ぜた記事作りの3つのステップから成り立っています。

これらを一つ一つ丁寧に行うことで、高品質な商標ページが生まれ、読者の信頼と興味を引くことが可能となります。

商標ページ作成のステップを押さえ、効果的なページ作りを目指しましょう。

I-1-8-3-3. 商標記事を書きつつ、本当に推奨したい商品の訴求方法は?

商標記事を書く上で、特に重要なのが自分が推奨したい商品の訴求方法です。

なぜなら、その商品がどれだけ素晴らしいものであっても、その訴求方法が不適切であれば、読者に伝わらないからです。

例によって、具体例を一つ挟みます。

コーヒーショップのジャンルで恐縮ですが、例えば美味しいコーヒーを求めるライトな層に向けて、スターバックスさんを訴求したいと考えていたとします。

しかし、商標記事では同業他社のタリーズコーヒーさんを訴求していたとしましょう。

この時、タリーズコーヒーさんをある程度褒めてしまうと、スターバックスさんの商標を訴求することが難しくなるケースがよくあります。

スターバックスさんをプッシュするには、ある程度タリーズコーヒーさんを出汁に使う・・・ではありませんが、ちょっと悪く書く必要があると考える方が多いからです。

しかしこれをやってしまうと、比較広告になってしまい、あまり日本人のマーケットとの相性はよくありません。

では、具体的にどのような訴求方法が良いのでしょうか。

その答えは「商標を褒めつつ、さらに自分が推したいものを訴求する」という方法です。

それは、商標自体を褒めることで、読者の興味を引きつけるとともに、信頼が勝ち取れます。

結果、自分が推奨する商品の信頼性を高める効果があるからです。

さらに繰り返しになりますが、これはただ単に商品を売り込むだけでなく、読者に対して価値ある情報を提供し、信頼関係を築くための手段でもあるのです。

商標記事を書く際には、この点を心に留めておくことが重要と言えるでしょう。

つまり、商標を褒めるだけでなく、自分が推奨したい商品の訴求方法を工夫することで、読者の心をつかむことが可能となるのです。

I-1-8-3-4. SEO記事における訴求の基本戦略

SEO対策はウェブマーケティングにおける重要な戦略の一つです。

特に、商標記事を作成する際には、その商標の名称をキーワードとして取り入れ、さらにそれに加えてお悩みキーワードや特徴、料金、注意点などを組み合わせることで、より具体的な検索に対応した内容を提供することが可能となります。

まず、商標名をキーワードとして使用することにより、その商標に関心を持つユーザーが記事を見つけやすくなります。

例えば、「スターバックス」をキーワードに設定すれば、スターバックスに関する情報を探しているユーザーが記事に辿り着きやすくなるというわけです。

さらに、その商標名に「お悩みキーワード」や「特徴」、「料金」、「注意点」などを組み合わせることで、より具体的な情報を求めているユーザーに対しても適切な情報を提供できるようになります。

例えば、「スターバックス コンセント ある」や「スターバックス 新作 ドリンク 桃」などといったキーワードを設定することで、スターバックスのドリンクメニューや新作ドリンクについて知りたいというユーザーに対して情報を提供することができるのです。

このように、商標名に加えてお悩みキーワードや特徴、料金、注意点などを組み合わせたキーワードを設定することで、ユーザーの様々なニーズに対応した記事を作成することが可能となります。

※なお、ここのキーワードについては3語~5語でも構いません。お悩みキーワードの範囲が狭いほうが競合に勝てるケースもあるからです。

SEO対策は、一見難しそうに思えるかもしれませんが、実際には商標名といった基本的なキーワードに、ユーザーの悩みや興味を引く要素を組み合わせるだけで、大きな効果を発揮することができます。

そのため、商標記事を作成する際には、ぜひこの戦略を取り入れてみてください。

その結果、より多くのユーザーに記事を読んでもらうことができるでしょう。

I-1-8-3-5. 商標記事作りの注意点

ところで商標記事を作成する際には、細心の注意を払いながら進める必要があります。

その理由の一つとして、日本では比較広告が歓迎されないという特性があります。

つまり、他の商標と比較して自分の商標を推奨するような表現は避けるべきで、特に商標の悪口になるような表現は厳禁となります。

※やっている業者さんもめちゃくちゃいらっしゃいますが・・・そこはもう「考え方はそれぞれ」ということで、どうかひとつ・・・。

商標記事は、その商標の良さを伝え、追加で情報・選択肢を提供するためのものであり、その商標を中傷するものではない、という原則を常に頭に置いておくことが重要と言えるでしょう。

今回はすぎのnoteをお読みいただき、ありがとうございました。
ぜひ感想を すぎ(@kuronekoblog8)
こちらのメンション付きでいただけるとうれしいです。

さて、ここからが実践編となります。
改めて、目次は以下の通り。


いま1章が終わったところですので、ここからさらに第10章、さらにはすぎがこれまで30人以上の初心者ブロガーさんに向けたつまづきやすいアドバイスをまとめた秘伝の書まで続きます。

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