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チェコの日常 vol.2 学校・授業編

こんにちは!今回はチェコの授業の様子についてお伝えしたいと思います。

1. 僕の授業日程

 上の写真を見てもらえればわかる通り、選択している教科は言葉が分からなくても比較的わかる(はず)の理系教科、興味がある現代社会、地学、体育、英語。歴史などは聞いていてもさっぱりなので、他のクラスの英語や体育の授業に参加しています。   

それでは、ここからは各教科について少し深掘りして行こうと思います。

2. 英語

 チェコはヨーロッパの中では珍しく、英語がそこまで得意な国ではありません。それでも授業はBritish councilの教科書を使っており、speaking中心、そのため日本人よりは英語を話すことに抵抗がないことが多いです。しかし、シャイな国民性とも相待って、話す人と話さない人の差はかなり激しいように感じます。

3. 現代社会

 今は心理学を勉強しています。Freudなどの有名人から、日本語のWikipediaに載っていないレベルのコアな学者まで、幅広くレベルの高い授業が展開されており、各々の説についてもしっかりと取り上げている印象です。個人的には言っていることはさっぱり分かりませんが、チェコ語で板書をして、同時に翻訳機を使い翻訳しつつ、さらにそれをWikipediaなどで調べるという工程を踏めば、非常に興味深く、新たな発見が得られる、好きな教科です。

4. 化学、生物、物理

 化学はなんと、チェコの化学者が発案したチェコ独自のシステムを採用しているらしく、学ぶ速度も方法も大違い。今は大学で習う原子の誕生について学んでいます。正直化学についてはさっぱりですが、なんとなくレベルが高いんだなということだけは実感しています。

 生物は、授業のいかんせんより、先生の癖の強さが凄いです。字は汚いし声は大きいしテンションは高いし、、。日本もチェコも似たようなところがあるかも知れません。内容はさすがメンデルの出身国といった感じ。今はポリオウイルスについて学んでいますが、実験を挟んでかなり高度な授業が行われています。

 物理は進度の違いはあれど、内容はそこまで違いません。先生が英語で説明してくれるので、1番理解できている教科です。

5. 体育

 筋トレルームが学校にあり、なかなかハードな授業が展開されています。そして筋トレルームの壁にはムッキムキの、ほぼ裸の男女の写真。なかなか日本の学校ではお目にかかれません。人気種目は、チェコで有名なフロアボール(ホッケーみたいなもの)、バレーです。

では、今回はこのくらいで。次回は1日の学校生活の流れををまとめてみたいと思います。

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