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【旅メモ 神戸】六甲高山植物園と神戸布引ハーブ園

広島世羅高原への行き返り、ただ通り過ぎるのはあまりにももったいない。と言うことで六甲の高山植物園と神戸布引ハーブ園にも寄ってみた。NHK朝ドラでらんまんを見て以来、牧野万太郎、いえ、牧野富太郎博士にピピっとアンテナが立つ。実は3月には高知県の牧野植物園にも行ってきた。もともと登山をするので高山植物は大好き。パッと見て決して華やかではないけれど、静かに凛々しく厳しい環境で咲く高山植物には強い生命力を感じるのが惹かれる理由だと思う。

六甲高山植物園

松本からだと新大阪で新幹線を降りてローカル線で六甲道駅へ。そこから更にケーブルカー、バスと乗り継ぐ。本数があるので意外にもアクセスは効率的。山頂に着いたらちょうどお昼過ぎだったので、一旦高山植物園は通り過ぎて神戸おしゃれ避暑地の六甲ガーデンテラスへと向かう。そう、ここで神戸の港を見下ろしながらランチするのも目的のひと~つ!

とりあえず目指すGranite Cafeへ直行~

Granite Cafe
神戸の港が見えている

ナポリタンに目のない私はメニューを見た瞬間にオーダーは決まる

鉄板あつあつナポリタンエビフライ
(スープ・サラダ・ドリンクバー付)

景色も食事も楽しんだ後は、展望台にGo!

一番右の建物がGranite Cafe
空に雲があると芸術的な風景になりますね
展望台から港とは反対側をみるとこんな感じ
六甲枝垂れが見えています
ガーデンテラス敷地内にも植物がたくさん咲いてた
ローリーポップ

そろそろ高山植物園に向かおう。歩くと20分程度なのでせっかくだから歩いてもいいかな~とも思ったけど、高山植物をたっぷり、ゆっくり見たいから時間節約のためとりあえずバスに乗る。数分で植物園到着。ワクワク。

園内は木陰がひんやりしていて気持ちいい。うっかりスタンプラリーの台紙をもらってしまった以上、押さずにはいられない性分(笑) とりあえず道順通りまわってみようと決めた。

これが園内マップ
広く見えるけど40分もあれば一通りぐるりとできる感じ
牧野富太郎といえばムジナモ
東京都江戸川区の用水池で採取したのが日本初だとか
食虫植物です
サラセニア・プルプレア・プルプレア
これも食虫植物
初めて見た
これがロックガーデンエリア
ここだけでも結構な数の植物が咲いてる
じっくり見たら1時間くらいはかかりそう
コマクサ
北アルプスでも限られたところにひっそり咲いている
エーデルワイス
あの歌が頭をまわる(笑)
ニッコウキスゲ
松本近辺だと霧ケ峰・車山高原が有名です
コアジサイ
薄紫で透き通るような繊細な花がとても美しかった

スタンプを集めつつ、ぐるぐるまわって1時間くらい楽しみました。もう少し園内を散策しても楽しめそうだったけど、森の音ミュージアムにも行きたくて閉館時間に間に合わせるため、今回はこれで終了。

悲しいかな、スタンプラリーと聞くとやらずにいられない(笑)
植物のスタンプ、押すのが楽しすぎた~

神戸布引ハーブ園

広島からの帰り道。新神戸で新幹線を降りればロープウェイ乗り場までは徒歩5分。今年は徳島に3回行っていて、いずれも新神戸駅から高速バスだったので新神戸駅の周りは調査済み。布引ハーブ園もこの時に知って、アクセスの良さにいつか行きたいなと思っていた。

ハーブ園山麓駅に到着。ここからはロープウェイで10分の道のり。神戸って、今更だけど山もあれば海もある。市街地がすぐそこにあるのにちょっと山に上がれば鳥が鳴いて、涼しい風も吹いている。シンプルにすごい。ロープウェイに乗るとすぐにきれいな鳥のさえずりが聞こえてきました。いや、まだそこに高層ビルが見えてるよ(笑)

ビルが見えるのに山って、松本市民としてはとても不思議な感覚

ロープウェイからハーブ園の全体像を確認。なるほどね。頂上まで上がって歩いて降りると道すがらに色々楽しめる作りになっているんだー。時間足りるかしら?

ロープウェイ中間駅にほど近い
芝生公園

頂上に着くとそこにはまるでヨーロッパの街並み、の世界が広がっていました。ウェルカムガーデンは素晴らしかった。さすが神戸、オシャレだわ~(笑) で、とりあえず写真撮る。

なるほど
ドイツの古城「ヴァルトブルク城」を
モチーフにしたそうです

頂上の敷地はそれほど広くない印象。ここ展望プラザと呼ばれるエリアにはレストランやショップがあるのでそれを楽しむのも良さそう。

落ち着いたグリーンのパラソルと
建物の屋根の色合いが本当におしゃれ

でも私は純粋に植物を楽しみたい。ってことで、レストランにもショップにも寄らずに早速頂上からロープウェイ中間駅までの敷地を下っていくことにしました。スタートは頂上奥のローズガーデンから。

ここで撮影秘話、いや苦労。自分も含めて観光客ではあるけれど、気が付いたら相当な数の中国人観光客と一緒になっていて写真を撮るのに一苦労。日本人も昔は海外でそうだったのだろうなぁと思いつつ、他に観光客がいることを全く気に留める様子もなく、気に入った写真が撮れるまで好きなだけ団体で撮影を繰り返すので、もう待てない(笑) とにかくタイミングをずらそうとガーデンを1つすっ飛ばしました。

やっと撮れた1枚だけのバラの写真(笑)
ローズシンフォニーガーデンより

ここには12のガーデンがあります。すっ飛ばしたガーデンを含めてもう2つ通過。やってきました、3つ目のハーブミュージアム。

アーティチョークなってるとこ
見たことある??

家庭菜園ポタジュに到着。家庭菜園で見られる野菜が所せましと植えられています。うんうん、平和な風景だ。

これだけは見てほしい
ルッコラの花、白かったんだぁ~!!

次にグラスハウス(温室)に到着、その先にあったのがザ:ヴェランダ神戸。いやー、ベランダでしょ?なぜ神戸だとここまでオシャレなの?(笑)

スッキリと晴れていたらきっとこの
深いブルーのパラソルと青空の組み合わせが
美しいんだろうなぁ
見て、このメニュー
次回はゆっくりきて、絶対に食事も楽しむぞ!!!

温室を出て更に下ると次はラベンダー園。

ラベンダーも色々と種類があるのよね
個人的にはウサギのようなフレンチラベンダーが好み

もう少し下っていくと左側には紫陽花の小径、右側にはガゼボにつるバラ、イングリッシュローズ、宿根草の咲く四季の庭に到着~

6月に咲く花が大集合している四季の庭
~おもてなしの庭~
草花にハーブ中心でコテージもある四季の庭
~くつろぎの庭~

ここから、滝のパティオ、オリエンタルガーデンと続きます。滝のパティオでは涼しげに読書をしている女性がいて絵画みたいでした。オリエンタルガーデンではアジアンビューティーを連想させるようなユリに遭遇。色がこっ、濃い!

東南アジアを連想する私

そしてロープウェイから見ていた芝生エリアに到着。中間駅はもうすぐそこ。ちなみに往復券を買うと、中間駅と頂上の間のロープウェイは乗り放題だそうで、ほとんどの人が一度下から頂上まで上り、中間駅まで花を楽しみながら徒歩で降りてきて、中間駅からもう一度頂上まで上がって今度はレストランやショップを楽しむのだそうです。やっぱり弾丸は駄目ね。

芝生公園にはハンモック
港を見下ろすこの位置でハンモックに揺られるなんて
ザ・神戸(笑) 松本市民は憧れるよ~

さあ、そろそろ松本に帰らなくっちゃ。

入口に戻ってきました
また来るね!

というわけで、展望プラザでランチして、ザ・ヴェランダでオシャレなスイーツを食べてお茶をして、ハンモックでくつろぎたい、という願いは次回叶えることにしました。でも行けてよかったよ。

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