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【松本さくら前線】エリア別おすすめルート 街中をちょっと外れる編

2024.4.10
今回は街中から少し外れるけど大体同じ頃に見頃を迎えるエリアのご紹介です。それぞれ少し距離が離れているので車での移動がおすすめ。昨日、松本の標本木である松本城の桜が開花しました♪(写真は2023年以前のものです)


城山公園


松本の桜の名所の1つ、古くは江戸時代に松本藩主が庶民のために桜や楓を植樹して解放したという松本最古の場所。桜の木は樹齢が古いですが、公園中央の草エリアをぐるっと囲むように咲いているのでどこからでもきれいな桜を楽しむことができます。桜の木は約500本です。

城山公園入口から駐車場に向かう道沿いは桜並木
草エリアのまわりを桜の木がぐるっと囲む

私のおすすめポイントは展望台。松本市街だけでなく、北アルプスや近隣市町村まで見渡すことができる眺望が抜群です。それほど混雑しないのでゆっくり景色を眺められます。私は去年、ここで初日の出を拝みました。展望台の下には、いわさきちひろさんの記念碑「ちひろの椅子」という石碑があって、上から見るとかわいいお花に見えます。

展望台からの景色と山の案内
松本の島内エリアから安曇野方面がはっきり見えます

アルプス公園


こちらも松本の桜の名所。城山公園からさらに車で5分程度上に上がります。桜の木は公園の至る所に広範囲で点在しているので、桜の下に座るもよし、遠くから全体を眺めるもよし、あずまやから楽しむもよし、色々な楽しみ方ができます。こちらも桜の木は古いですが、枝ぶりが良く、適度に日陰を作ってくれるので一日を通して気持ちのいいお花見ができます。桜の木は約1300本です。城山より少しだけ開花が遅く、4月下旬でもまだまだ楽しめる感じがあります。

親子連れ、犬の散歩、ウォーキング、色々な光景が見られます
公園は丘陵を利用した土地にあるのでこんな風に山肌にも桜が植えられています

アルプス公園にも展望広場と呼ばれる場所があり、北アルプスの大パノラマが見事なまでに一望できます。また公園内西側にある「ピクニック広場」からも見える幅は狭まりますが、同様に北アルプスと安曇野が見えます。城山公園と共におすすめの夕日スポットです。

南は塩尻市から北は大町・白馬方面まで一望できます
桜の時期は眼下に桜もこんな風にお目見えします

アルプス公園の隠れたおすすめポイントは、公園東側エリアに咲くモクレンとこぶしの花です。それはもう見事に真っ白な花がわっさわっさと咲き誇り、下から見上げると圧巻です。桜の開花時期の頃に見頃を迎えてしまうため、少し早めに見に行くといい感じです。

白いモクレンと太陽の相性は抜群!きらっきら!
こちらはこぶし、花びらが横に開きます

じてんしゃひろば


ここは安曇野市になりますが、城山/アルプス公園からは車で20分くらい。灌漑のために作られた農業用水路、拾ヶ堰脇にある憩いの場です。普段は人がまばらですが、4月は満開の桜とまだ雪の残る常念岳が目の前にそびえ立ち、拾ヶ堰の水に映り込む柳の新緑と、その脇のピンクや白の芝桜の色が一斉に目に飛び込んでくる、映える写真スポットになっています。特に天気の良い日の午前中に来ると感動すること間違いありません。北アルプスの写真はやっぱり午前中のくっきり現れる時間帯がおすすめです。

じてんしゃひろば 定番の眺め

じてんしゃひろばのおすすめポイントは芝桜。上は桜、下は芝桜が見事に空間を埋めています。色もピンク、濃いピンク、白、紫と様々にあって本当にきれいです。芝桜がなかったら、少し寂しいかもしれません。

ひろばの中の道を歩けばすぐそばで芝桜が見られます
常念岳を背にして逆方向からみるとこんな感じ

番外編:やまびこ自転車道沿いの桜並木


ラーラ松本から安曇野方面に向かって国道147号線と並走している「やまびこ自転車道」を歩くと、途中に「南部総合公園」があります。この堰沿い辺りから見事な桜並木が安曇野方面に向かって伸びています。早咲きの小彼岸やソメイヨシノをはじめ、多種多様な桜の木が植えらえれているので時間差で長い間桜を楽しむことができます。遠くからもこの桜並木はすぐわかりますし、車でも近くまで行けますよ。

こんな感じで桜並木が現れます
舗装整備されていて、車道からも離れているので快適

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