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【旅メモ お遍路をゆく】 準備編

2024年4月末~5月GW前半にかけて巡ったお遍路を何回かに分けてご紹介していきます♪

「うるう年に逆打ち*をするとご利益3倍」、そんな文字に目が留まったお遍路記事。ウォーキング好きが高じて「毎日歩けるお遍路ってサイコー?」と一気に興味が高まった。どうせ行くなら一気に通し打ち(88ヵ所全部を一度でまわること)にしたいけど約40日程度かかるらしい。う~ん、現在会社員の私にそれは不可能に近い。でも行ける日を待ってもいつになるか全くわからない。(*逆打ちとは88ヵ所を88番から1番に向けてお遍路道を逆にまわることです)

そんな折に能登半島地震が起きて、「人生、今やりたいことは今やろう」と思い直し、初心者のためまずはお遍路るるぶをゲット。基礎的知識を入れるにはるるぶは侮れない。お勧め標準コースで予定を立てたら次は宿泊予約。目的地に着いたものの寝るとこなかったら大変だもん (笑)

初心者にはうってつけの基礎的知識は満載

宿はなるべく遍路道沿いか、その日最後のお寺の近くに取りたいのが人間というもの。これはもう経験者か専用サイトで探すのが初心者の常。今回は5日間で1~17札所まで行くと決め、それぞれ宿をとりました。それが今年の1月。平均すると毎日20キロ前後歩く計算です。

さて、次は持ち物を決める。5日間、その日一日生きて生活するだけの荷物を背負って歩くわけですが、軽い方がいいに決まってる。でも「必須」と「できれば欲しい」の狭間で究極の選択を迫られるとき、やはり頼りになるのは経験者からの情報。今は便利なことにネット検索すれば親切な方々が色々とご自身の経験からアドバイスを書いてくれています。それを自分に当てはめて考えて、結果、今回は11キロ程度となりました。まあ初回はこんなもの?

容量は50リットル、これでなんとかぎりぎり収めた

次は全行程をイメージしてご飯の心配 (笑) お遍路道の8割はアスファルトだけどほぼ山道か脇道、海沿いの道で、店やコンビニが近くにあるわけじゃない。宿で朝と夕方は確保できても、昼をどうするか。これが意外と課題。コンビニがなければおにぎり一つ買うことはできない。お昼どうするの~!!ということで登山をする私の選択は「アルファ米」。これが軽いし、水で戻せるし、簡単。おにぎりもあれば、白米、炒飯、ピラフ、雑炊など多種多様。山では結構お世話になる代物で、もうこれしかないな、と決めました。宿によってはお昼を準備してくれるところもありますが、体力消耗して腹ごしらえをしたい時がこないとも限らない。持っていれば安心。

水入れたらおにぎりになります

で、後は靴ね。これが最後まで悩みました。特に最初はお遍路転がしと言われ、ここが一番つらかったと誰もが言うという焼山寺への山登りがありまして。普通のウォーキングシューズで十分いけるのか、はたまたトレッキングシューズ系がいいのか。山道だけだったら迷うことなくトレッキングシューズ系なんですけど、アスファルト8割ですからね。でも雨が降ったら絶対濡れるし、濡れたまま歩くのは極力避けたい。雨を靴の材質でカバーするか、別途雨除けなど探してみるか。で、結論は普通のウォーキングシューズ。ただしクッションが厚めのものにしました。薄いと足裏にきますので。加えて靴カバーを購入し、雨を完全防御することにしました。

結局、アンダーアーマーのスニーカー
中敷きは体幹アシストのあるちょっと豪華なやつで

さて、ここまでで一応準備整いました!後は行くだけ。雨でも歩くだけ。1日20キロを5日連続で歩いたことはないのでそこだけが少し不安。こんな風にスタートした私のお遍路でございます。

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