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【映画メモ】マッハ無限大【#34】
トニー・ジャーを知らない人がいたので、ワイヤーアクションを使っていない『マッハ』がどれだけ凄いのかという話をしたので見たくなりました。でも、『マッハ』は見当たらず、この『マッハ無限大』というのを見ました。主演はトニージャーだし。
解説は映画.comさんから
「マッハ!」のトニー・ジャーが主演を務める「トム・ヤム・クン!」のシリーズ第2弾。タイの村で、象と共に生活を送る古式ムエタイ兵士の末裔カーム。ある日、動物密輸組織のボスにより象のコーンがさらわれてしまう。カームはボスを追うが、ボスはすでに何者かによって殺されていた。警察とボスの姪ピンピンは、現場に居合わせたカームを犯人と断定し追跡を開始。追っ手が迫る中、カームはコーンの居場所を見つけ出すが、そこは国際的な犯罪王LCが運営する世界中の一流格闘家を集めた地下格闘リングだった。トニー・ジャー扮する主人公カームの姪ピンピン役には「チョコレート・ファイター」のジージャー・ヤーニン。犯罪王LCにはヒップホップグループ「ウータンクラン」のリーダーRZA。
見ながら、『チョコレート・ファイター』っていう女の子の映画もあったなあとか思っていたら、名のピンピン役がまさにその女の子でした。アクションがすごいはずです。
両方の主演が見れて、無限大の方がお得感が強いです。
『マッハ』はワイヤーもCGも無かったのですが、無限大では少し使っているようです。でも、見た感じだと、CGと言っても屋上シーンの空を合成しているところとか、象と一緒に崖から落ちるシーンとか、アクションと全然関係ないところっぽいです。ワイヤーも同じく。ゴテゴテのワイヤーではなくて、分からないくらいの微妙なところでした。
ワイヤー使わないと本当に身体能力の高い人しかアクションができなくなるので、そういう意味では門戸が広がったと思いますが、大抵エスカレートするもので、そういうのは見ていて楽しくありません。やっぱり、この人のアクションすげーな!っていうのが見たいという願望もあって、それがワイヤーでビヨーンと飛んでいくと興醒めです。
そんな複雑な気持ちを持ちつつ、やっぱりトニー・ジャーのアクションは何年経っても色褪せていないことを実感しました。最近のワイヤーに慣れた人には、少し物足りないという感じに映るかもしれませんが、アクション好きなら一度は見てほしい映画です。
おわり
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