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【読書メモ】迷走しない!英語論文の書き方 秘密は「構造」作りにあり(ヴァランヤ・チョーベー)【#29】

書いたのは
ヴァランヤ・チョーベーさん
ですが、
監訳が成田悠輔博士です。

成田博士については、
こちらをご覧ください。

成田博士が監訳している
からといって
この本がエキセントリックな
面白い文章になっている
わけではありません。

当たり前ですが
とても真面目な本です。

本書を読めばわかるのですが
個々の英文や単語
についての本は
たくさんあります。

これを
「ミクロ英作文」
と呼んでいます。

そのような
「ミクロ英作文」の指南書
はたくさんありますが、
今までなかった
英語論文の構成を教えてくれる
「マクロ英作文」
の指南書が本書になります。

監訳者の成田博士
のあとがきから
一部抜粋します。

思い出してほしい。あなたの目的はピカピカに磨かれた英語の例文を作ることではない。英文という部品を使って分析や議論、思想の躍動する全体像を伝えることだ。この二つはまったく違う。ロケットのある部品に潤滑油をたらしてスムーズに動かすことと、部品たちを組み立てて作ったロケットを飛ばすことと同じくらいに違う。

この本を読めば、
英語の論文を書く時の
指南書として、
全体のストーリー
の組み立て方や、
それをセクションに分けて
どうやって
パラグラフに
落とし込むか
という方法が分かります。

とても
分かりやすく
書かれています。

さらに、
英文を読む人にとっても
英語ではどういう順番で
文章が組み立てられているかが
とても明確に
理解できます。

もしかすると、
英語の論文
を書こうとしている大学生や
英語論文を書くのに
苦労している研究者
だけでなく、
英文を読み解く必要がある
受験生にも
役立つように思います。

とにかく、
今までなかった本なので
2周目を
読みながら
実際の論文も
書き始めようと
気合が入りました。

何度も
読み返して
確実に
身に付けたい内容です。

モチベーションを
失っている人にも
いい刺激になる
と思います。

おわり


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