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【武術】站椿功の効果は持続する?【太極拳】

気功として站椿功をしていると、これってやめたらどれくらい効果が続くのかな?と不安になることがあります。ありませんか?こんなに足が痛くてしんどいのに、どれくらい効果が続くのかな?と、僕は思いました。

昨年は、すごくやる気があって、毎日站椿功をしていたのですが、寒くなった頃から朝起きるのが辛くなり、手先も冷えるし、あんまりやりたくないなあってなってから、すっかりやらなくなっていました。また、春になったら始めようと思っていましたが、一度習慣では無くなってしまうと、もう全然復活せずに夏になってしまいました。

ただ、最近疲れが抜けにくいな、なんか調子悪いな、となってきたので、やっと重い腰を上げて站椿功をはじめました。

すると、僕の体感では、だいたい3日あたりから元の感覚が戻ってきています。

効果がなくなる時は、徐々に、徐々になくなっていったみたいです。站椿功をしなくなってから、1ヶ月、2ヶ月とたっても、急にガクッと調子が悪くなることもなく、あんまり変わらないな〜と思っていました。

今年の春くらいに、気の感覚に敏感な人に半年ぶりくらいに会ったところ、去年は体の周りに数センチくらいの気の膜をまとっているのが感じられたけど、今は全然無くなったね。と言われました。

あの時は暑苦しかったから、ない方がいいかもね。とも。

この人の言葉を信じるのであれば、站椿功を毎日している頃は、体の表面を気の膜が覆っているような、モヤモヤしたオーラのようなものがあったようです。気功の稽古をサボっていると、その膜が無くなってしまうということです。

別の話で、僕が学んでいる先生は、10年間1日も休まずに練功(練習)したそうです。その時の貯金で、15年経った今でも外気治療は普通にできると言っていました。

練功していた期間が長いと、失われる速度も遅い、もしくはあるレベルを超えると、ずっと身につくのかもしれません。

実際の体感と総合して考えてみると、やめたからすぐに気の膜が無くなるというよりは、徐々に膜が薄くなって、消えていくような感じだと思います。1年くらい毎日続けていると、2〜3ヶ月は実感はないです。半年以上経って、やっと最近回復力が良くないかもと思う感じです。

ただ、外気治療を頼まれた時には、今でも普通に出来ているので、もしかすると自分の調子と、気を送る能力はちょっと違うのかもしれません。気を送る能力は、一度感覚がわかるとずっと使えるのかもしれません。

得られた健康的な効果はしばらくは持続しますが、徐々に失われていくようです。徐々に無くなるので、かなり時間が経ってから実感します。気を送る能力は、意外と失われません。というのが、タイトルに対する答えかと思います。

最近、站椿功をやり始めて、だんだん体が馴染んでくるというか、筋肉痛にもならなくなり、足が痛くても心地よく感じられるようになってきています。またチャンスがあれば、再び気の膜を纏えているか見てもらいたいと思っています。

おわり

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