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【映画メモ】復讐は私にまかせて【#23】

映画.comさんの解説によると

インドネシア発の異色恋愛アクション。
ケンカなら誰にも負けないアジョ・カウィルは、過去のトラウマを引きずりEDに悩んでいた。そんなアジョが出会ったのが、伝統武術のシラットを駆使する女ボディガードのイトゥンだった。2人は激しい決闘の末、恋に落ちる。EDのアジョはイトゥンを幸せにできないのではと悩むが、イトゥンのピュアで一途な愛によって2人は結ばれ、穏やかで幸せな時間が流れる。しかし、アジョはイトゥンと幸せな結婚生活を送るため、裏社会の殺しの依頼を引き受けてしまう。
インドネシア映画界の俊英エドウィンが監督を務め、「トウキョウソナタ」「岸辺の旅」などの黒沢清監督作品や、「南極料理人」「わが母の記」などを手がけた芦澤明子が撮影を担当。2021年・第34回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門では「復讐は神にまかせて」のタイトルで上映。

https://eiga.com/movie/95834/

うーん、なんか違います。Filmmarksさんからも引用

あらすじ
1989 年、インドネシアのボジョンソアン地区でケンカとバイクレースに明け暮れる青年アジョ・カウィルが、クールで美しく、男顔負けの強さを持つ女ボディガードのイトゥンとの決闘に身を投じ、情熱的な恋に落ちる。実はアジョは勃起不全のコンプレックスを抱えていたが、イトゥンの一途な愛に救われ、ふたりはめでたく結婚式を挙げる。しかし幸せな夫婦生活は長く続かなかった。アジョから勃起不全の原因となった少年時代の秘密を打ち明けられたイトゥンは、愛する夫のために復讐を企てるが、そのせいで取り返しのつかない悲劇的な事態を招いてしまう。暴力と憎しみの連鎖にのみ込まれた彼らの前に、ジェリタという正体不明の“復讐の女神”が舞い降りるのだった……。

https://filmarks.com/movies/99421

こちらの方が少し分かりやすいというか、映画に即しているかなという感じですが、よく分からない映画でした。

まずインドネシア映画で、恋愛アクションでブラックコメディでもあるようですが、コメディの感覚がよく分かりません。理不尽なことがポツポツ起こるのですが、これは笑うところ?という疑問が常に付きまといます。恋愛といっても、基本的に下ネタ連発です。男性の下半身ことを日本では「息子」と呼びますが、インドネシアでは「鳥」と呼ぶようです。鳥が固くならないというようなところはギャグでもあるのかもしれませんが、重要なキーワードです。

元々は、シラットが出てくるアクションというところを期待したのですが、アクションシーンはしょぼくて期待はずれでした。恋愛もほとんど下ネタ、そして謎の女性キャラクターが出てきて、Filmmarksさんの解説によると復讐の女神だそうですが、そういう解説は映画の中に全く出てこないので、え?誰これ?あのレイプされた人?殺されたっけ?幽霊?実物?というクエスチョンマークだらけになりながら見ていました。

初めてインド映画を観た時に、え?なんで突然踊り出すの?ここが笑いどころなの?と、戸惑いながら見たように、インドネシア映画の文化が分からないまま見てしまったのが楽しめなかった敗因かもしれません。それと、映画の中で、過去の回想シーンのようなものが挟まれるのですが、現在のとの区別がつかないので、後からあれって回想シーンだったのかな?あの少年が主人公だったのかな?と思い出しながら補完していったので、いまいちストーリーが追いきれなかったように思います。

2度見るような映画ではないですが、2度見た方が楽しめるのではないかと思った、なかなか不思議な映画でした。インドネシア映画ということで、一度は見ておいても良いのかと思います。

おわり


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