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研修の効果について

(中堅教諭等資質向上研修)
第二十四条 公立の小学校等の教諭等(臨時的に任用された者その他の政令で定める者を除く。以下この項において同じ。)の任命権者は、当該教諭等に対して、個々の能力、適性等に応じて、公立の小学校等における教育に関し相当の経験を有し、その教育活動その他の学校運営の円滑かつ効果的な実施において中核的な役割を果たすことが期待される中堅教諭等としての職務を遂行する上で必要とされる資質の向上を図るために必要な事項に関する研修(以下「中堅教諭等資質向上研修」という。)を実施しなければならない。
2 任命権者は、中堅教諭等資質向上研修を実施するに当たり、中堅教諭等資質向上研修を受ける者の能力、適性等について評価を行い、その結果に基づき、当該者ごとに中堅教諭等資質向上研修に関する計画書を作成しなければならない。

教育公務員特例法

 受講してきた。ほかの学校の実践を知れるのは貴重な機会であることは間違いない。グループでの話し合いもさせてもらえて、「コミュニケーション大事!そのためのお菓子大事!」という話で盛り上がった。しかし、「中堅研」と銘打っている以上、「資質の向上」が見られたかどうかがわからないといけない。
 だけど、研修の効果を確かめるのは不可能に近い。テストするのは論外として、この研修を受けたから、明日から爆発的に学校の中核として活躍できるのかというと、そうではないし、きっとすでに活躍している人もいる。
 そもそも、それぞれの教員に合った研修になっているのかというとそんなことはなくて、とりあえずみんな同じようにやっているのが現状。しかも、法律上は任命権者が作成することになっている研修計画書は、自分で作った。研修の効果についても自分でまとめることになっている。
 法律で決められていることを、とりあえずやって、とりあえず効果があったことにする。もしかしたら、公務員として生き抜いていくための資質能力は向上したのかもしれない。

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