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【持論】結婚はどんなギャンブルよりもリスクを背負う賭けだと思う

結婚をするのが当たり前。
結婚しない人は欠陥があるか、あるいは変わり者。
恐らく、大袈裟にいうとそんな印象を持たれていると思う。

私は、”結婚”をすることによって自分の人生は大きく変動すると考えている。

もちろん、配偶者と新しい家族や繋がりをもち、子供に恵まれ、今までと別の人生が新たにスタートするのは素敵なことである。
結婚するにあたり、守られる側から守る側に変わることによる責任感も生まれる。
それは、生きる上で張り合いが生まれるかも知れない。
ともに人生を歩んでいく良きパートナーになるかも知れない。

しかしながら、”結婚は必ずするべきもの”という概念は捨てはらうべきではないかと思う。
『結婚は個人の自由』という考えをもっと世に広めて、理解を深めていくべきだと思う。

現代の、若者の部類に入る世代には、その考えがかなり浸透していると思うが、
それ以上の年代にはまだまだ受け入れ難いのではないか。
一部の若者の意見としては、結婚そのものがリスクを伴うという考えがある。

箇条書きにして例を挙げてみた。(あくまでも個人の考え)

【結婚に対するネガティブなイメージ】
・新しいことに挑戦しにくくなる
・ストレスの対象
・遺産相続などの金銭での揉め事の心配
・相手の親との相性が不安
・後継などのプレッシャー
・子育てによる様々な制限
・自由を奪われる

しかし、それらは当人の物事の捉え方によっても変動してくるのだろう。

また、人によっては自身のための結婚ではない場合もある。
例えば、

・親を安心させるために
・親や周囲の大人からの圧力

などという結婚理由も意外と多く耳にする。

現代は婚期の遅れにより、女性の活躍できる幅がぐんと広がった。
女性経営者の方が向いている職種も存在するので、益々女性の働きぶりに磨きがかかるだろう。

様々な経験により、酸いも甘いも知ってきた人は、それなりに人としての器も大きくなる。
したがって、将来の相手に対する期待もほどよく薄れ、逆に自立心が強くなり、
適切な距離感を保てるので、長期にわたり安定した関係が築けると思う。

また、パートナーの選択肢もここ数年でかなり広がっている。
共働きの一般化、同性婚の理解の深まりなど、一昔前よりは数段生きやすくなったように思える。
いろいろな在り方が表に出しやすい時代となり、それは良い兆候にあると思う。

同性愛者をカミングアウトしたという人の中には、案外周りには受け入れてくれる人が多かったという声も聞く。

また、”負け組”や”勝ち組”などという言葉も今や死語になり、差別用語と化してしまっている。
実際、そのような呼び方をされたら不愉快極まりない。
勝ちも負けも勝手に決められてはたまったもんじゃない。

結局のところ、
結婚をするもしないも個人の自由。
タイミングもそれぞれ。
かたちもそれぞれ。
周りが口出しするものではない。

どんな自分も受け入れ、愛して自分らしい人生を楽しんでいきたいし、
読者の方々にも精一杯自分の人生を楽しんでいただきたい。



※あくまでも、結婚に対する個人の考えです。
不愉快に思われた方がいらっしゃいましたら申し訳ございません。




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