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ノーム,靴下,ショール,冬のクラフト 魔女暮らし日記 12.1.2021

興味なかったものが突然気になりだすときがある。

実はわたしは植物も料理も嫌いだった。
それなのになぜ今では畑を耕しハーブを植え、それで料理を作るまでになったのか。

わたしは魔女術や魔術をするためのハーブや野菜を育てるべく、無農薬&月の暦栽培をしている。
満月や新月など月の暦に従って種まきや収穫をして、最高のエネルギー状態でハーブを加工し、オイルやお香などを自社生産している。

逆に嫌いなもの。
理論が伴わないスピリチュアルは今でも嫌いだし、最近はそんな業界も嫌いだ。
雪国育ちだがウィンタースポーツは嫌いで、これは子供の頃崖から落ちて戻れなくなって以来やろうと思わなくなった。
嫌いにも色んな種類があるが、それも突然変わるだろうか…?

そんな突然の興味が湧き出した最近の出来事。


冬の畑のしごとはあまりない。
ひっそりとしている畑の姿も動画に収めようかなと思うけど、こんなときやることと言えば冬の準備のための編み物くらいで。

今編んでいるのは靴下。

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これは以前たまたま買っていたソックヤーンで、ふと思い立って靴下を編み始めるの図。

これは海外メーカーさんで、他の糸と一緒にデンマークから送られてきたのだが、たぶん色がギャラクシーで目についたのか、届いてから「太さ間違ったよね」と思った。

靴下編まないよー。
んー、腹巻とかなら編めるかな?

などとストック棚に放置していた。

家で素足民のわたしにとって、靴下を履くという行為すら忌避的なものがあるのに。
ましてや時間をかけてそれを編むだなんて。

ていねいに編んでできたものを、足というわりと汚らわしい部位にはめて良いのか?
床のごみは?
モップにならんか?
(ここらへんは潔癖症ちっく)


しかし、最近入院したこともあってとにかく体を温めよう!冷えは万病のもと!と思ったわたしは、
外へ出るときは医療用タイツ&靴下2枚の上にレッグウォーマーという完全防備。
そして魔女のAラインのロングスカートの中にペチコート代わりのガウチョを履く。

ごわごわするわけじゃないが、なんか面倒だなと思った。
何枚も着かさねるのはシンプルじゃない。
特に靴下。もっとあったかいのはないのか?

そのとき、ふと閃く。
あみあみ友達が靴下作りにハマったとき、「めちゃあったかいよ〜」と言っていたっけな。
あれ本当なのか?どういう仕組みで?
ウールがあったかいのだろうか(いや、そうだろうよ)

疑問に思うと解明したくなる性質をもつわたし。(ミステリー好きのせい)
あんなに自分とは無関係と言い張っていた靴下をすんなり編むことにした。

写真にもあるが、とりあえずスワッチを編んでみた。
ラメ入りだから派手かな?と思ったが編み地は綺麗じゃないか。

だいたい4本より(4ply)の基本ゲージである30目×42段と同じゲージがとれた。若干きついからするする編めばいけそう。

Opalで靴下編む人たち、1号輪針で編んでると思ってわたしもゲージとるためにそれを使ったが、この毛糸の推奨針は3mmと書かれている。
てことは3号ということになるが、ゲージは30目×42段て書いてある。

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海外の人、もっと手がきついのだろうか?
0-5号針を使うからその平均で3しか書いてないのだろうか?謎い。

たしかにスティーブン・ウエストさんのショールでは、同じ中細糸を使っているが6号針使っているなあ(笑)
ショールはゲージ関係ないのでいいけども。

使用糸は毛糸ピエロさんで購入してて、帯には推奨0-2、2-4号となっている。
スティーブンさんは6号推奨してるので、やっぱり海外の人、号数大きい気がする。

↓そのMKAL2021ショールはここまで成長。

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青いポンポンが可愛いことになった。
ピンク〜紫のグラデーション糸の関係で、思ったよりピンク成分が多めに出てる気がする…

今はブリオッシュ編みのターン、3クール目に突入(遅いけど)
ブリオッシュ編みは単色でやったことがあり、ちょっと苦手。
間違うとどう修正したらいいかわからなくなるのが。
(そもそもメリヤスやガーターやかのこでも修正苦手)

でも3クール目の動画でスティーブンさんがミステイクケースについて解説していたので。
この機会に苦手克服しよう。

つま先から編む靴下は、途中でフィッティングができていい。
当てがってみると「…あったかいかもしれない」。

靴下ニッターさんがこぞって「ふつうの靴下に戻れない」というのもなんとなくわかるような気がする。
羊、しゅごい。

わたしが今回編んでいるパターンは、Ami-chiku laboさんのもの。

パターンと計算表を購入した!

ターキッシュキャストオンは、手袋作ったとき(片方で終わってる)もやったような。
つま先始まりで一番簡単だと思う。

メリヤス編みがずっと続くのもいい。
同じ編み方で飽きるかな?と思ったがグラデーション糸だし、1段の眼数も少ないし(ショールに比べれば)、さくさく編めたかも。

このパターンの最大の魅力はフィッティングの正確性かも。
まだ途中のフィッティングだが、超ぴったり。
ぴったり靴下が好きな人はこのパターンがおすすめ。

作者さんによると、ゲージとれば太い糸でも靴下編めるらしいので。
えー。太い糸ならすぐ完成していいじゃん。と思った。
太い糸でソックヤーンあるのかな?
ふつうに洗濯できるスーパーウォッシュウール。

Opalのぽっちゃり君シリーズは6本より(6ply)で3号~6号だって。

8本より(8ply)は6号~10号だって。

いずれもウォッシャブルウールなので洗濯機で洗えるし(←重要)
女性サイズだったらひと玉で両足分編めるっぽい。

でもたぶん、糸が太い分、厚手になるだろうから…8本よりの方は靴にはまるだろうか?
室内履きか、レッグウォーマーのほうがいいのかもしれない。

でも厚手の靴下って萌えるよな~!
慣れたらこんな模様編みも素敵↓

そんな靴下の話題ばかりだが、編み物はあくまでもウィッチクラフト。趣味のようなもの。
その動機も「その模様がどうやって作られているのか知りたい」という知識欲からきている。

長いことあみぐるみ作家をやっていた(費用対効果が悪いので販売するのをやめた)ので、魔術に使うドールは手作りすることが多い。
最近ではその特技を生かして、隙間時間で魔術用ドールを製作している。

昨日から販売開始となったノームたち。

ドールの中には魔女畑産のハーブが入っており、あなたにとっての「悪い虫」を防除するだろう。
おひとついかが。

販売品は畑が休みの冬の間に隙間時間でウィッチクラフトしようと思っている。
まだまだやりたいことがたくさんあるのでお楽しみに。

今日も善い一日を。

サポートして頂けたら、魔術研究の支援に使わせて頂きます。皆様により良い情報とデータを開示することで生き生きとした魔女活・魔術ライフになるよう願っています。