魔女の生き方をもう一度考えたい
わたしは祖母や先生から教えてもらった魔女術や魔術が誇りで、確信を持っていて、その素晴らしさや知恵を教えたい。
魔女の生き方が現代に合わなくても、そんな生活をしたい。
そう思っている。
思っているけど伝わらないこともある。
平気で、こころを踏み躙る人もいる。
そういう人がいることは仕方ないことだし、誰にでも理解してもらおうとは思っていない。
しかしそれは結果論で、わたしのきもちはナーバスになる。
魔女の生き方とは、どんなものなのか。
もう一度みんなに問いかけたい。
庭からレタスを摘んだら青虫がついていたり
カモミールやラベンダーを砂糖につけたり
散歩の途中で見つけた四つ葉をそっと仕舞ったり
抽斗の奥に思い出と宝箱を隠しておく
夜には手仕事や読書をする
眠れない時にはよく眠れるおまじないをかけるし
ほしいものがあれば喜びと一緒に引き寄せる
病気という外的要因の言いなりになりたくなくて、未来は自分で決める
ただそんなことをやりたいだけ。
わたしはそんなことを祖母や先生から教わっただけ。
魔女も魔術も、なにも悪くない。
扱う人の心が善悪を決める。
わたしは、祖母や先生から教えてもらったことが間違いだとは思わない。
わたしはこの生活が幸せだし、もっと大きな自然に溶けてもいいとさえ思う。
みんなが慌ただしく生きるその生き方を否定するわけではないが、わたしは自然や精霊たちと共に過ごしたい。イギリスに帰りたい。
伝わらないなら伝えなくてもいいかなって、だんだん思ってきたよ、おばあちゃん。
祖母や先生の言葉や知恵が悪だと言われるのも癪だし、賢い人は無口だそうじゃないか。
教わった通りに、感情に流されず、自分で決める。感謝して、他を害することはしない限り、己のなすことをなす。
サポートして頂けたら、魔術研究の支援に使わせて頂きます。皆様により良い情報とデータを開示することで生き生きとした魔女活・魔術ライフになるよう願っています。