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【ねこが選ぶ連続増配株】 積水化学工業

13期連続増配中 積水化学工業(4204)

1947年設立。旧・日本窒素肥料系。樹脂加工から出発。1960年開始の住宅事業「積水ハウス」が独立、2005年には持分適用からも外れる。一方、1971年に工場生産比率が高いユニット住宅「セキスイハイム」事業を開始、住宅大手の一角となり、近年は太陽光発電など「エネルギー収支ゼロ住宅(ZEH)」へ注力。住宅、環境・ライフライン、高機能プラスチックス(樹脂)の3事業のほか、新たな柱としてメディカル関連事業を育成中。

四季報オンラインより

時価総額9500億円の会社で日経平均にも採用されている銘柄にゃ。同じ「積水」という名前がつく「積水ハウス」はもともと一緒だったんですにゃ〜(でも今は時価総額で子どもである積水ハウスの方が2倍に…)。でもその10年後にまた「セキスイハイム」という住宅事業を始めて今や売上高の半分近くを占めるまでに成長してますにゃ(てか、セキスイハイムって積水ハウスのブランドじゃにゃかったのか…)

業種としては一応「化学」だけど、ほぼほぼ「不動産」ですにゃ。

■ おすすめの理由①:現在の予想PERが安値平均の実績PERの0.81倍

SBI証券より

四季報の実績PER欄の安値平均の値・14.6倍に対して現在の予想PERは11.8倍と3ポイント近い開きがあるにゃ。上のグラフ、過去3年間のPERの推移を見ても、株価は上がってるのにPERは横ばいで乖離が大きく、時系列的に見ても割安水準にあると見ていいんじゃないかと思うにゃ。

■ おすすめの理由②:稼ぐ力があるのに割安

SBI証券より

過去10年間のキャッシュフローを見てみると、営業CFはずっとプラス圏、フリーCFも20年3月期以外はプラスで推移していて現金創出力、稼ぐ力は強いにゃ。時価総額を営業CFで割った「PCFR(株価キャッシュフロー倍率)」は10.8と、独立して親よりも大きくなった積水ハウスは15.4なので、相対的に見ても割安感があるにゃ。

■ おすすめの理由③:業績も横ばいから上昇圏へ

四季報オンラインより

過去10年の売上高の推移を見てみると、22年ごろまでほぼ横ばいで推移してたんだけど、今期と来期にかけて再び上昇気流に乗りそうな気配にゃ。営業利益率は7%台とやや見劣りするけど、ROEは大体10%前後をキープしているから資本効率もまずまずにゃ。

目標株価は2600円

ダイヤモンド・ザイの理論株価では2324円らしいけど、はっしゃん式の理論株価だと2994円。ねこ的にはその間をとって2600円あたりが目標株価になるかにゃ?
配当性向も40%以上に引き上げているのでこのまま順調に業績が推移していけばさらなる連続増配の継続も期待できるにゃ。
ちなみに株主優待制度もあって、1000株以上保有すると新潟県魚沼産コシヒカリ新米5kgがもらえるそうにゃ。

チャンスがあれば仕込んでみたいにゃ。


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