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北海道一周の旅~鉄道編~

過去に9日間かけて北海道をふわっと一周してきたので、その思い出。
鉄道編、とか言いつつまた一周することはなかなか今後もないかもね。
車もバイクも乗れなくはないし北海道を巡るには特に夏ならそれらの方が圧倒的に便利なんだけど、どうして鉄道だったかというと、「HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パス」(以降周遊パス)の存在があったので。
ちょうど移動日が6日間で収まるということでコスパ最強!!使うしかなくね??という勢いで旅程を組みました。

9月19日 札幌着

うわ~、大都会

新千歳空港に到着し、そのままJRの窓口で周遊パスを買った。
夜に到着したので、ほぼホテルに寝に行くだけ。翌日から移動しまくり!

9月20日 札幌→帯広

この日から周遊パスを利用開始して、札幌から帯広までの電車に乗る。
北海道、実は札幌近郊しか行ったことがなかったので、道内で長距離の移動は初めて。
ばんえい競馬をずっと見たかったので、わくわく。
約2時間半かけて到着。競馬場までは駅前からバスもあると聞いていたけど、なんか観光しながらふらふら歩いてたら着いた。

神社とかにも行った

そして知らなかったけど無料開放日だったみたいで、家族連れが結構いる!
競馬場自体が初めてなのではぇ~…ってなってたけど、無料開放日だったことと、そもそも普通の競馬とばんえい競馬ってかなり毛色が違うので、なんか思っていたよりのどかだった。
しかし、ばん馬デケ~~!!!!!乗馬する時にサラブレッドもどうしてこんなひ弱な人間を背中に乗せてくれるんだ…?天才…?ってなるくらい強くて大きいと感じるけど、ばん馬は骨格からして重くて大きい。乗ってみたいよ~!
レースは夜になればなるほど馬と賞が重くなっていくらしくて、さすがに最後のレースは家族連れも帰ってたし、色んな声が飛び交っていてあ!これ想像してた競馬!!って感じだった。
レースも見れてよかったけど、併設されているふれあい牧場とレース前のパドックがじっくりばん馬が見られてよかったな。
ちょっと遠いけど次はばんえい牧場行ってみたいかも。

特に何も賭けなかったから頑張っているばん馬を見ていただけ

帯広は六花亭の本店がある街ということで本店にも行ってきたし、豚丼もテイクアウトで食べてやりたい放題した!
札幌から日帰りは厳しいけど、1泊2日でまた来たいな。

9月21日 帯広→知床

釧路の市場のあさりラーメン。おいしかった!

今見てもこの日の移動距離おかしくない?
なんかちょうどよく行けそうだったから行ったんだろうな。定時運行してくれる日本の交通機関に感謝しかない。
さすがに乗換なしではいけない距離なので、釧路で乗換。ちょうどいい時間だったので、お昼を食べつつ、乗換後に釧路湿原を横目に見つつ、知床斜里駅へ。そこからはバスでウトロまで向かう。
朝に出発して、着いたのは夜。そりゃそうだね。

9月22日 知床

他の小型船が軒並み運航中止となったこともあって、当日券はなかった(セーフ)

予約していた知床クルーズが前日に波の影響で中止となることが決まり、結果として大型船しか運航しない&知床岬までは行かない、とのことで、急遽知床観光船おーろらのツアーに参加することにした。
三半規管激鈍人間なので、あらゆる乗り物酔いとは無縁のため、今回も普通に楽しめた。それに、大型船だからあまり岸壁には近付けないだろうとは思っていたけど、それでも迫力があったのでツアー参加してよかったな。
片側に観光名所が寄っているので、人がわっと集まると船が傾いてたんだけど、結構な傾きで笑っちゃった。構造上、そこまで問題ないとはわかっているけれど。

わかるか?この傾きが。

翌日がほぼまるっと1日ツアーということもあり、この日はウトロを簡単に観光しておわり。

9月23日 知床→網走

知床に来た理由、知床五湖そして神の子池が見たかった。
それらをまとめて見るために、一日がかりで知床五湖、知床峠、摩周湖、神の子池などを回るツアーに参加した。
朝一、知床五湖へ向かい、ガイドさんと知床五湖のスタッフさんの注意事項を聞き、さぁ出発というところで……先行していたグループがヒグマの痕跡を見つけ……知床五湖は立入禁止に。
オイ!!!??????
まぁ自然のことなので仕方ないね…♪でも行きたかったな~~!!!!!
時間的な都合でこの日以外には観光をずらせなかったので、泣く泣く諦めた。またいつか行きたいな。旅には心残りを残した方がいいっていうしね。それはそれとしてヒグマくん、ゴールデンカムイとか興味ない?
ガイドさんがその代わりに……と言って連れて行ってくれた森の散策もこれはこれで貴重な経験で楽しかった!!知床五湖に行けていたとして次に知床に来る前にサイトの文字と写真だけでこの森の散策ツアーを選んでいたかはわからないので、いい経験でした。キタキツネも見れたし、エゾシカ(骨)を見れたし。

森を抜けたらこれで、
こう!
日本海の色とも太平洋の色とも言えない青さだった

それ以外に回った知床、そして清里の観光名所もいいとこだらけだった。本当に北海道の景色は本州以南では見れない景色だな~。
神の子池も行けてよかった!!思っていた以上に綺麗だったし人はいなかった。これは自分で来るのは結構大変そうなので、ガイドを頼めてよかったです。

神の子池、あんまり人の手が入っていないので
時期によっては落ち葉とかでうまく見えないかも

そのまま知床斜里駅まで送迎してもらって網走へ移動。
居酒屋で飲んで寝る!!!グッナイ!!!!

9月24日 網走→札幌

思い立って行く場所じゃない

前日、疲れとお酒で勢いよく寝たので滅茶苦茶早起きした。
朝日より前に目覚めたので、その勢いでバスに乗ってサンゴ草の群生地を見に行く。これ、車以外で行くには難易度高すぎ!!?
でも綺麗だった~。朝からいい運動した。
朝食を食べてから、網走監獄に行く。囚人になりたかったけど、コロナ禍だったので、囚人になれるコーナーことごとく利用禁止になってた。普段の行いがよすぎたため、収監されなかったということにしてください。

ここに加わるつもりだったのに

結構広い敷地なので歩きやすい靴で来た方がいい。
一通り、網走監獄を見学し終えてから、時間があったので思い立って山の上まで登ってオホーツク流氷館に行く。ショートカットしようとしたら普通に山道でウケちゃった。思い立って行動すると山を登ることなんかもあるだろうよ。あるか?
LOVE♡魚のダンゴウオがいたり、タオルを凍らせたり、なんか老人会のツアーに巻き込まれて飴もらったりして楽しかった。山の上なので、屋上から見る景色も綺麗だったな。

KAWAII~~~~♡

まだ時間があったので、これも思い立って網走刑務所に行く。観光名所の網走監獄ではない、ガチの刑務所です。
刑務所作業製品と呼ばれる、刑務所内で作成された品物が販売している店舗が隣接しているのでそこへ買い物をしに来た。色々なものが売ってるので、普通に楽しい。いくつか人へのお土産を買って網走駅へようやく帰還。
ここからも長いですわよ~~!!!(注意喚起お嬢様)
文章は短く済むが、実際はここから網走発札幌行の電車に乗って約5時間半。尻が…!!尻が爆発する!!!??
そんなことはなく、5時間半程度では私の尻は何事もなかった。三半規管も足腰も尻も強靭に産んでくれた両親にマジ感謝…✨
定刻通りに札幌駅に到着し、もう後は寝るだけ!!

9月25日 札幌→函館

函館行きの電車は午後にしたので、午前中に札幌観光。
とはいっても、札幌は何度も来ているので普通にぷらぷらしていただけ。
コロナ禍ということもあり、気になっていたお店がかなりの確率でテイクアウトを行っていたのでたくさん買って電車に乗る。まぁ車内で全部食っちまったが…???自分の食欲を舐めていた。
札幌から函館に向かう電車を以て、周遊パスを無事に使い切り。北海道をふわっと一周(冒頭にもこう書いたのは道北はまったく行けていないので)して12,000円(当時)は安すぎじゃない!!???JR北海道、採算取れてますか…?
函館に着いて、街や元町エリアの観光名所を見学しつつぶらぶら。
観光名所の雰囲気や坂の感じ、神戸に近いかも。(全員言ってそう)

神戸…横浜…なんかそんな感じのオシャレCityの息吹を感じる

9月26日 函館

午前中に五稜郭へ行く。ただ、高所恐怖症のためタワーには登らなかったので、本当に星型なのかはわかっていない。
とりあえず一周するかと思ってふらふら歩いていたけど、思っていたより結構大きい!案内を見ても色々な用途で使われていた土地だからそりゃあ広いか。
大砲を使用した防御のためにこの形になったらしいけど、設計した時可愛い~♡ってならなかったのかな。
お昼を食べてからホテルで小休止した後、なんか時間あるな…ということでまたしても思い立って函館山を登ることに。なんか?1時間くらいで?登れるらしいし??

普通に余裕で登れました😁

わ~~!!!写真で見たことある~~!!!!
写真で見たことある景色を自分の目で見るのも旅の醍醐味だと思っているので、函館の夜景を見れてよかった。

ちょっとボケてるけどお気に入りの写真

9月27日 函館発

帰るぞ~!!帰りました。
~完~

総括

知床五湖に行けなかったのは本当残念だった~。時期的にはヒグマが鮭を狙って河口に近付くので、知床五湖には出没しにくいと聞いていたので、本当にタイミングが悪かったんだよね。いつかまた再挑戦したいところ。
他に行った街ももちろん札幌だけでは見られないそれぞれの土地の魅力があって、これもいつかまた行きたくなっちゃったな。
ご飯もおいしいしさ~~~……いいところだよ、北海道は。みんな知ってるか。
実はまだ北海道でこれは絶対見たい!というものが見れていないので、それを目当てにそのうち行きます。
楽しみだな~、旅って楽しいよ。

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