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オオスズメバチに襲われた日本ミツバチ

昨日、台風前に日本ミツバチの巣箱を点検に行きました。
すると、巣箱の回りが騒がしいのに気づき近づくと、オオスズメバチが集団で日本ミツバチの巣箱を襲撃していました。

地面には日本ミツバチの死骸が沢山転がっています。
どのくらいの時間襲われていたのかはわかりませんが、もっと早く気づいていれば対処できたのかもしれませんが、時すでに遅し!

事務所に戻り、防護服に着替え、蜂ジェットを持ってオオスズメバチとの戦いに挑みました。
巣箱には蜂ジェットをかけたくないので、私が巣箱の横に回り、入り口付近にいるオオスズメバチに向けて噴射。
効果てきめん。入り口に集まっていたオオスズメバチを撃退することができました。
しかし、巣箱に中からオオスズメバチが出てきます。

巣箱から出て来るオオスズメバチに蜂ジェットを噴射し、中からオオスズメバチが出てこなくなったのを見計らって、巣箱の中を覗いてみました。

巣は綺麗に残っていますが、日本ミツバチはほぼいなくなっていました。

この場所で作業をしていると、大きな羽音と共に、オオスズメバチが2~3匹集団で飛んで来るので、危険を察知し巣箱を抱え玄関前に移動しました。

運んでいる途中、巣箱の中から日本ミツバチの羽音が聞こえました。中を覗くと何匹かの日本ミツバチが集まって残っていました。
この中に女王バチがいれば、この群れの復活も考えられます。

そこで、生き残った日本ミツバチを別の巣箱に移動させる事にしました。

昔購入した巣枠式の巣箱があるので、巣板を取り外して巣枠に固定し、移動させました。
生き残った蜂の数も少ないので、3枚巣板を移動してあげました。

次に生き残った日本ミツバチを移動します。密集している日本ミツバチを優しく捕まえ、新しい巣箱に移してあげました。
この中に女王バチが残っていれば、この群れが復活する可能性があります。

移動させた日本ミツバチを観察して、女王バチを探してみたのですが、残念ながら女王バチは確認できませんでした。
女王バチを失った群れは、徐々に衰退して消滅してしまう運命にあります。
それでも、今殺してしまうのもかわいそうなので、何日かは、この巣箱で、最期を全うしてもらおうと思います。


日本ミツバチが残してくれた巣板の中には、沢山のハチミツが残っていました。このハチミツは美味しくいただきたいと思います。
まずは、巣板を巣箱から剥がしてトレーに移します。

表面を削った巣板を、ザルに入れ、上から重石を加え、蜜を垂らしていきます。
時間をかけてゆっくり垂らすことで、美味しいはちみつを取ることができます。

今日の作業はここまでですが、ハチミツを取った後の巣板は、溶かしてミツロウを採取する予定です。
日本ミツバチが残してくれた、貴重な資源を有効に使いたいと思います。

また今年も冬を越すことができませんでした。
来春、また1から日本ミツバチの養蜂をスタートさせたいと思います。
「今度こそは」が、すでに10年続いています。(野口)


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